佐渡らしさを感じるノスタルジックな「宿根木」地区
「宿根木」は新潟県で唯一、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている地域。石畳の小路に昔ながらの木造家屋が立ち並ぶ個性的な街並みはノスタルジックな雰囲気! ここから見る夕日もステキです。佐渡のメインターミナル「両津港」から車で約2時間、「宿根木(しゅくねぎ)」地区は日本海が目の前に広がる小さな港町。今は静かでのんびりとした時間を感じさせてくれますが、江戸時代後期から明治にかけては、物流の中心地として随分と栄えたそう! その為、狭い地域に多くの家屋が密集し、「宿根木」だけでしか見ることができない独自の街並みがつくられたそうです。
その代表格が「三角家」。文字通り、家が三角形になっているユニークな日本家屋。江戸時代後期、物流の拠点として地域の人口が急激に増えた際に建てられとか。狭い土地を何とか有効利用しようとして考えだされた先人たちの知恵。現在も民家として利用され、現役で活躍しています。
他にも船大工が手がけた総二階造りの木造建築や木の屋根に佐渡の石をのせた「石置き木羽葺屋根」など、古き良き日本を感じさせてくれる風景ばかり。夕方には、日本海に沈む夕日で街は温かなオレンジ色に染まり、さらに気分を盛り上げてくれます。
■宿根木(しゅくねぎ)集落
住所:新潟県佐渡市宿根木
電話:0259-86-3200(佐渡観光協会南佐渡支部)
アクセス:小木港から車で約15分。両津港から車で約2時間。
URL:http://www.visitsado.com/03amuse/01tosee/place-find-id.php?id=d000014
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