検討中

自己資金とローンを上手に組み合わせて、より費用対効果の大きいリフォームを実現される方が増えてきています。

リフォームには工事金額が1,000万円を超えるようなものから、数十万円、あるいは補修程度の費用で対応できるものまで多種多様です。それらは建物の傷み具合や住まいに対する改善要望や、家族の成長などが反映されている訳ですが、当然のことながらリフォーム資金という懐事情も大きな要因になります。

しかし、住宅を新築したり購入したりする時にはすぐに「住宅ローン」のことが頭をよぎるのに、リフォームとなると急にローンに対して敷居が高くなってしまう印象があるようです。中には、リフォームローンという選択肢が用意されていることを知らないまま、無理やり手持ち資金の予算だけで工事を依頼し、ご自身の住まいに対する改善要望を完全に解決することができず、非常にもったいないリフォームをしているケースもあるようです。

そこで今回は、リフォームを上手に進めるための手段の一つとして、リフォームローンを活用された方の実例を参考に、お得に無理なくリフォームを実現する方法についてご紹介いたします。

予算は200万円。リフォーム範囲を削るべきか……。

Aさん(50代)は築35年の一戸建て住宅をリフォームしようと考えていました。屋根や外壁といった建物の外回り、そして水回り設備の劣化と、地震に対する不安からでした。住み替えも検討しましたが、ご近所の方々と親しくしていることに加え、同居しているご両親にとって新たな地域に引っ越すことが負担になるのではないかと考えたからです。

幸いなことにリフォームに回せる自己資金は200万円ほどあるのですが、工事業者に見積りを出してもらったところ、外壁と屋根の塗装工事で約120万円、ユニットバス設置工事で約110万円、耐震補強(一部断熱工事含む)及びその他補修工事で約40万円かかることがわかりました。

合計270万円ということなり、完全に予算オーバーのAさんは、もう少しお金を貯めてからにしようかとも思いました。しかし、ご両親が健康な今のうちにリフォームをしておきたいと思い、少しずつリフォーム範囲を削ることを考えました。傷みのひどい外壁のリフォームを優先し、屋根の塗装をあきらめ、ユニットバスの商品グレードを下げれば、なんとか予算の200万円に近付けることができそうです。

もう少しで契約できそうなところまできたAさんでしたが、その時の業者の何気ない一言からローンの利用を前提にしたリフォーム計画が動き出します。次のページでご紹介します