財布を美しく扱うことでお金を大切にする意識を保持しよう
これは私が社会人に成り立ての頃、その記念として親しい知人にプレゼントされたもので長く愛用しているものです。皮の長財布で、色はブラウン、サイズは縦10cm、横19cm、厚さ3.5cmです。
頂き物ですので、値段やどこで買ったものか、メーカー・ブランドは分かりませんが、
「この財布が社会人としてお金の大切さを一段と深く考えるものになってくれたらうれしいです。長く大事に使って下さい。」といった言葉を添えて贈られたことを覚えています。
私は学生時代までは財布に関しては無頓着な方で、機能性重視の二つ折り財布をずっと使っていました。
社会人になってすぐに、母から社会に出たら服装・身だしなみと同じく財布もきちんとしたものを選ぶように言われていてどういうのを買おうかと考えていた時にちょうど頂きました。私としては人生初の長財布でした。
頂いてすぐに、母が最初に入れる紙幣の額がそのお財布の価値になるから、と金庫から札束を出してきて財布に入れ「あなたがこの先お金に困りませんように」と言って目をつむり手を合わせてお祈りをしてくれた姿を思い出します。
そういうこともあったからか、私は財布をそれまでよりもずっと大切に扱うようになったような気がします。
あまり几帳面ではない性格の私ですが、財布に関してはお金の出入り口として丁寧できれいに使おうという考えを持っています。
1万円札を他のお札と別の札入れに分けて入れたり、紙幣の向きを人物の絵が上を向くように揃えたり、カードはよく使用するものだけ入れるようにしたり、美しく扱うことでお金を大切にする意識を保持していけたらいいと思っています。
あと財布の中には、近所の神社で買った金運招福のお守りと家族や大切な友人達との写真も入れています。
願掛けという程ではないかもしれませんが、皆がお金に困らずに仲良く幸せに暮らしていけたらいいなと考えています。