金庫のような役割
仕事やレジャーで持ち歩くための財布とは違い、1か月分の家計費をしまっておくために使っています。食料品や日用品を買うときは、この財布を持ち出すのではなく、必要なだけのお金を、持ち歩くための財布に移します。または、買い物の後でレシートをもとに、この財布からお金を取り出します。家では落ち着いて暮らしたい
この財布は、普段あまり開け閉めをしない引き出しにしまっています。金庫はお金にとっての「寝室」だと思いますので、人間の寝室と同じように、暗く静かにしてあげることを心がけています。また、家の中が散らかっていてゴミだらけだったら、人間だってうんざりしますよね。この財布には、レシートやポイントカードなどは入れず、お金にとっての「キレイな空間」を保つようにしています。
現実にもムダ使いが減る
家計費の財布を分けておくことで「1か月に使える家計費、自分用のお金はどのくらいか?」が、それぞれ一目でわかります。買い物に行くときにも「今は、自分の楽しみや仕事のための買い物をしているのか?」「家事や日常生活に必要なものを買っているのか?」という目的意識がはっきりします。そのため、目的のはっきりしない買い物をすることが減り、自然とムダ使いが抑えられます。"
家計費をしまっておくための札入れ。色は黒、大きさは折りたたんだ状態で縦10cm×横20cm×厚さ1cm程度です。身内で受け継がれているものなので、購入場所は不明ですが、フランス製という刻印があります。