1週間ごとの袋分けを使った1万円貯金法
お金を貯めようと思ったらまずは節約という考え方が一般的ですが、その前に1ヶ月を通した全体的なお金の流れを管理するというのも有効な方法だったりします。そのお金を管理するのに適しているのが袋分けです。一般的に袋分けするときは、1週間ごとに分ける、費用ごとに分けるといった二つのパターンが考えられます。どちらも有効な手段でありますが、後者の場合は分けるのが細かくなって煩わしく感じる人も多いようです。なので、1週間ごとに分けてみるというのはどうでしょうか。例えば、食費、家事用品、雑費、医療費などをまとめてみる方法です。こうすれば、日々の食費や雑費といった変動が大きい費用の管理がしやすくなります。
第1週 1万円
第2週 1万円
第3週 1万円
第4週 1万円
第5週 1万円
予備費 1万円
まずは、光熱費や携帯、税金、保健代などは請求書の期限に関係なく先に支払っておくか、口座引き通しにしておきます。それから食費にかかりそうなお金を見積もります。4人家族で月5万円の食費が全国平均ですからそれよりも節約することになります。交際費についてですが、これは夫、または妻とよく相談してください。家族の協力なしでは節約は中々できませんので。
第1週は最初ですからお財布に入れておけばいいです。後は封筒に。第1週が終わってお金が余ったら貯金箱に入れます。こうして1ヶ月過ぎた後に貯金箱の中身を確認します。このとき、予備袋に手を付けてなければ予備費をそのまま貯金しましょう。この袋分けでの貯金で大事なのは、予備費の1万円を確実に貯金することで、お金を無理なく貯めていけることです。
後、貯まった貯金箱の中身は全額使ってしまいましょう。家族で何か美味しい物を食べたり、遊園地にでかけたりなどの交際費に充ててください。節約したから最後は奮発できたというのはモチベーション向上に繋がります。協力している家族も節約ばかりよりはたまには盛大に使う方が喜んでくれるでしょう。
予備費を使っていたなら、貯金箱の中身と合わせて1万円になるように貯金してください。少額のお金が余っていたら、そのまま貯金箱に入れておいて次回に回せばいいでしょう。