袋分けで面倒な家計管理が容易になる
家計管理の方法は主婦の知恵を凝らした様々な方法があります。家計簿、袋わけ、財布わけといったものが一般的なものですが、その中でお勧めなのが「袋わけ」です。なぜなら、あらかじめは必要な経費を分けておくことで、自分がいくら使ったかを容易に把握できるからです。家計簿だとレシートとにらめっこになりますよね。最初は頑張って付けていても、だんだん面倒になってきます。なぜなら、レシートをもらうのも大変ですし、毎日、同じ店ばかりで買い物するとも限りません。1日5枚のレシートがあるとすれば30日で150枚ですよ。それだけのレシートの内容を管理するなんて大変です。その点、袋わけなら管理が容易なんです。ここでお勧めの分け方を紹介しましょう。
光熱費や税金、保険などをまず袋わけする
給料を頂いたら、まずは必要になる家賃、光熱費、保険、税金、共益費、学習塾の費用などといった必要な経費を袋に分けます。銀行に置いてある封筒で構いません。これに分けたお金の名前と金額を書いておきます。ガス代なら表にガス代といった感じです。支払いの紙が来てないのに光熱費がわからないと思うかもしれませんが、真夏にクーラーをかけっぱなしにしたなど、よほどのことがない限り、光熱費は一年でほぼ一定の数値です。家計簿を付けている主婦ならすぐにわかると思います。だいたいこれぐらいだとおおざっぱに見積もって入れておきます。
後は払ったときのお釣りは次回にとっておきます。ここで間違っても、ちょうど払うようなことはしない方がいいです。光熱費も数千円は上下しますので、次回も同じ金額を入れても足りないことがあるからです。
生活費の20%をカットしたお金を袋わけ
次は生活費ですが、これは最初に月にかかると思う生活費を20%引いて袋にわけましょう。例えば、月5万円で生活するなら、4万円で1ヶ月の生活費とするわけです。4万円なら8千円ずつを5つ(5週)に分けるといいです。そして、もう10%は予備費として袋に入れておきます。そして、足りなくなったときはその予備費を使うようにします。1ヶ月を5週と考えているわけですから、節約できれば予備費まで使うことはほとんどありません。後の10%は貯金です。こうしておけば10%は確実に貯まりますので、続けていくだけでお金がどんどん貯まります。