「産後も使える」「マタニティも使える」どっちがいいの?
では、いったい、どちらを選べばいいのでしょうか。さて、考えてみてください。マタニティウェアを着る期間と、授乳期間、どちらが長いでしょう? 多くの助産師さんは「授乳期間でしょう!」と答えます。
妊娠中、本当にお腹が大きくなる期間は以外と短く、妊娠後期の4~5か月。
では母乳は? 人によっても違うでしょうが、ユニセフとWHOは、2歳まで、特に6か月は母乳だけを推奨しています。
私のおススメは、産後の授乳に重点を置いたもの。
とはいえ、マタニティウェアは歴史も長いので、種類が豊富という長所もあります。
見分け方を大ざっぱに言えば……。
マタニティウェアのメーカーが作っているものは、産前が中心。「授乳口付」といった表現でのタグが付いていることが多いです。
そして、授乳服を多く作っているメーカーが作っているものは、産後が中心。
こちらは、「マタニティ兼用」という表現になりますね。
マタニティ兼用の授乳服
もちろん、メーカーによっても、マタニティのデザインや授乳機能の良し悪しはさまざま。使われている方の評判なども参考にするといいでしょう。
ぜひ自分に合った服を選んで、楽しい妊娠・育児生活を送りましょう。