授乳服/授乳服の基礎知識

マタニティの服は、産後も考えて(3ページ目)

多くのプレママは、お産のことで頭がいっぱい。出産がゴールだと思いがちです。でも、実は、お産は育児の出発点。もちろん、おっぱい生活も、赤ちゃんを産んだらすぐにスタートするのです。マタニティで買った服が、そのまま授乳にも使えれば、そのスタートがスムーズになります。

「産後も使える」「マタニティも使える」どっちがいいの?

では、いったい、どちらを選べばいいのでしょうか。

さて、考えてみてください。マタニティウェアを着る期間と、授乳期間、どちらが長いでしょう? 多くの助産師さんは「授乳期間でしょう!」と答えます。

妊娠中、本当にお腹が大きくなる期間は以外と短く、妊娠後期の4~5か月。

では母乳は? 人によっても違うでしょうが、ユニセフとWHOは、2歳まで、特に6か月は母乳だけを推奨しています。

私のおススメは、産後の授乳に重点を置いたもの。

とはいえ、マタニティウェアは歴史も長いので、種類が豊富という長所もあります。

見分け方を大ざっぱに言えば……。

マタニティウェアのメーカーが作っているものは、産前が中心。「授乳口付」といった表現でのタグが付いていることが多いです。

そして、授乳服を多く作っているメーカーが作っているものは、産後が中心。
こちらは、「マタニティ兼用」という表現になりますね。

マタニティ兼用の授乳服

マタニティ兼用の授乳服


もちろん、メーカーによっても、マタニティのデザインや授乳機能の良し悪しはさまざま。使われている方の評判なども参考にするといいでしょう。
ぜひ自分に合った服を選んで、楽しい妊娠・育児生活を送りましょう。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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