Yahoo!オークションは利用者も多く、とても活発に取引が行われているオークションです。登録者数も多く、金銭取引にかかわる登録情報もあるので、ネット詐欺のターゲットになりやすいのも事実です。ネット詐欺の中でもよく耳にする「フィッシング詐欺」をよく知った上で引っかからないように注意しましょう。
■フィッシング詐欺とは
正規のメールやWebサイトを装い、個人情報や会員ID・パスワードなどを盗み取ろうとする詐欺です。Yahoo!オークションの場合は、偽メールから偽サイトに誘導し、IDやパスワードをはじめ、個人情報やクレジットカードの番号を盗み取ろうとすることが多いようです。
■ひっかからないために注意すべきこと
怪しいと思ったメールのリンクをクリックしないことが一番ですが、最近のフィッシングメールは精巧にできているので、見分けるのが難しいかもしれません。
一番有効なのは、リンク先のアドレスです。「http://auctions.yahoo.co.jp/」というヤフーオークションのURLや「http://●●●.yahoo.co.jp/」という、Yahoo!JAPAN関連のURL以外で、IDやパスワードを入力してはいけません。
メール本文のアドレスに「~yahoo.co.jp/」が含まれていてもリンク先は違うアドレスということもあります。特にHTMLメールには注意が必要です。Webブラウザで開いた際のアドレスに注目しましょう。
■Yahoo!ツールバーの警告機能を活用
IEとFirefox版のYahoo!ツールバーにはフィッシング警告機能がついています。フィッシングサイトと思われるサイト(すべてではありません)を閲覧しようとした時にポップアップが出て、ユーザーにフィッシングを警告してくれます。利用は無料なので、ダウンロードしておくといいと思います。
Yahoo!ツールバー
→http://toolbar.yahoo.co.jp/promo2/
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