清潔に保つために、糠を取り除くお手入れは必須
お手入れすべきパーツは全て取り外して水洗い可能
精米部は付属のブラシなどで糠を落として清潔にしておきましょう
以上のように、お手入れするパーツや部分がそこそこあるため、決して維持管理が楽とは言い難いのが精米機。糠は放置しておくと固まってしまったり、虫の発生の原因にもなるので、1週間に1度の手入れを心がけたいものです。購入前に、どの程度の手間がかかるか、店頭で確認することをおすすめします。
正しく使うためにも、取り扱い説明書をチェック!
米受けやぬか受けなどのケース類は所定の位置にセットしてから、米を投入しましょう!
全て定位置にセットしてから始めましょう。また、白米・玄米以外を精米するのは基本NG。もち米や発芽玄米など、精米できない米については取扱い説明書に記載がありますので、しっかり確認しておきましょう!
糠をムダ無く使う知恵、いろいろ
「ぬか受けケース」にたまる“糠”、使い道がいろいろあります
まずは、フライパンで空煎りしてつくる「いりぬか」。使い道は、牛乳・トマトジュース・にんじんニュースに混ぜて飲んだり、ハンバーグ・コロッケ・カレー・お好み焼き・クッキーに混ぜたり、きな粉と合わせて食べるという方法もあるとのこと。これなら簡単なので、味が嫌いでなければ、かなり活用できそうです。
その他にもタケノコなど野菜のあく抜き、園芸の肥料、ガーゼや手ぬぐいなどの布袋に入れてフローリングや家具類のツヤ出し(ペットを飼っている家庭なら、市販のワックスより安心かもしれませんね!)など、使い道はいろいろあるようです。現在、玄米は、精米済みの白米より高い傾向があります。せっかくなので、ムダ無く活用したいものですね。
高さがあるので、置き場所は良く考えて!
床に置くと低くて使いにくいけれど、カウンター上だとちょっと背が高くて圧迫感が…
精米度にこだわるなら見合った価格
1万円台からある家庭用精米機の中では、大手量販店で3万円程度と高額なタイプ。しかし、お米屋さんと同じ精米方法であることや、精米度センサーで精米精度が一定なことが魅力と感じるなら、満足できるはず。また、糠が「ぬか受けケース」1か所にたまり管理が楽なこと、などを考慮すれば、妥当な価格と言えるでしょう。玄米と白米だけでなく、分づき米を気分によって食べ分けたり、糠もいろいろ活用したい! と思っている人なら十分元は取れると思います。参考記事:精米機の選び方