精米機/精米機の選び方

精米機の選び方(2ページ目)

おいしいご飯を求め、家庭用精米機が人気になっています。精米方法にもいくつかの方式があります。それぞれの特徴を整理しつつ、選び方のポイントをお伝えします。

執筆者:戸井田 園子

購入時の注意点・チェックポイント

家庭用の精米機でできることに大きな差はありませんが、細かな部分で違いがあります。どのような精米をしたいか、使い勝手、メンテナンスなど、購入時にチェックしておきたいポイントをまとめてみました。

玄米と白米、両方の良さを味わえる分づき米 ※写真提供:象印マホービン

玄米と白米、両方の良さを味わえる分づき米(写真提供:象印マホービン)

■できること
白米・無洗米・胚芽米・分づき(無段階 or 3分・5分・7分など限定)・白米フレッシュなど、どんな精米ができるのかを確認しましょう。

■精米できる量
一度に精米できる量は1合~5合くらいが一般的です。1合でも精米できるタイプや、最低は2合~というタイプもあります。また、最大精米合数も機種により差がありますので、必要な量に見合った大きさを選んで下さい。

■操作性
精米コースを選んでスタートボタンを押すだけと、比較的操作は簡単です。押しボタン式かダイヤル式かなど操作性の違いや、文字の見やすさなども日々の使い勝手に影響しますので、チェックしておきましょう。

■メンテナンス
とくに糠が触れる部分は清潔に維持しておきたいため、糠がどこに溜まるか、その処理はしやすいか、パーツが洗えるか否か、など実際の手入れをイメージしながら確認することをおすすめします。

■サイズと重さ
タテ・ヨコ・高さの寸法だけでなく、玄米を投入したり米を出したりする際に。、フタを開けたり引き出しを引くために必要となる寸法も合わせて確認して下さい。また、サイズと重さは比例しません。精米機を移動することはあまり無いかと思いますが、置き場所によっては重量も影響しますので、必ず確認しておきましょう。

■運転音
店頭で操作音を確認できれば良いのですが、精米している音はなかなか体感できる機会が無いかもしれません。しかし、モーターの回転音などそれなりに運転音はします。参考までに、かくはん式は、ミキサーやフードカッターと同じ程度で、圧力式はこれより若干静かになると考えて下さい。

次ページでは、主要メーカーをご紹介します。

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