ネットオークション/落札された商品を配送する

落札商品を相手に確実に届けるには(2ページ目)

落札した物は相手に確実に届けたい!書留にすると、補償がつきますが、料金は? 届けた記録は? ゆうパックの補償と宅配便の補償額は違う?どれを選びますか?

執筆者:堀切 美加

本人限定受取郵便:100円

本人に必ず渡します。書留が局に届いた旨の通知を本人に届けます。 希望する局で本人が写真付き公的証明書を持って受け取ります。家族であっても代理人の指定がない場合は渡すことをしませんので、確実に本人に届きます。
*一般書留にしか利用できません


ゆうパック:600円(持ち込み500円)~

同一地域内で、最小の荷物は600円になります。差し出しは窓口またはコンビニなどで。大きさと地域で料金が違います(料金表はこちら)。

荷物追跡もできますし、原則として30万円までの実損額の損害賠償もあります。それ以上の高価なものを送る場合は、書留で送るほうがよいでしょう。
*荷物追跡:可


EXPACK500:500円

全国一律500円、基本翌日配送。配送は手渡しで。ただし本人限定ではありません。所定の封筒を事前購入して使いますので、着払いなどはできません (参考記事「エクスパック500を使ってみましょう。」)。
*荷物追跡:可


宅急便・佐川急便

ヤマト運輸の宅急便約款によると、荷物の滅失による損害については、荷物の価格(発送地における荷物の価格をいう。以下同じ。)を送り状に記載された責任限度額(以下「限度額」という。)の範囲内で賠償することになっています。普段使っている伝票をよく見ると「30万円まで」と書いてあります。佐川急便も同じく「30万円まで」となっています。

相手に届いたかどうか、それだけが確実に知りたいという場合は、配達証明がよかったのですが、廃止が決定しています(平成22年3月31日まで経過措置期間)。配達証明の加算料金は、以前の210円から300円となります。

オークションでは、相手に届けることや紛失したときに、自分で調べることができる追跡機能や、商品の料金を賠償してもらえる補償がついている宅急便宅配便で送るのが安心です。30万円までなら、補償されます。それ以上の金額の商品を送る場合は、書留扱いにしましょう。

ゆうパックで普通に送るときも「壊れ物です」というと、こわれものシールを貼ってくれて、配送時注意をしてくれるようなので、少しでも壊れる可能性のある物は、窓口で「壊れ物です」と言っておきましょう。
 
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