「落札した商品が出品者から届かない」
これは困ります。出品者としては商品を配送してから「到着しました」の連絡が来るまでは、ちょっとドキドキです。
こんな心配を解消するために、確実に相手に届ける方法と、届かなかったときにどうするのかを考えます。
会って手渡し:0円(交通費?)
相手に届ける一番確実な方法は、手渡しです。私の周りでも落札品を手渡ししたかたは、意外といるんです。例えば期限の迫ったチケットや壊れ物。バイクや車など。または家がたまたま近い時なども手渡しをしているようです。メリットは梱包の手間が省けることと、送料がかからないことです。
見知らぬ人に会うなんて!と思いますが、私も3回ほど手渡しをしたことがあります。ニッコリと手渡して2、3言お話しして終わりでした。意外とアッサリです。
ただし実際会うには、時間もとられますし、相手がどんな人だかも解りませんので、特に女性の立場で考えるとちょっと心配が残ります。
書留
「相手に届けたかどうかの確認ができる」というイメージがとても強いのは、やっぱり書留でしょうか。書留には、一般書留、現金書留、簡易書留の3種類があります。郵便局へ行って「書留で」というと、「一般ですか?」と聞かれたりします。
書留とは、差出人が郵便局へ出したときから配達までを郵便局のほうで記録して、郵便物の紛失、破損、汚損があった場合、実損額を賠償するサービスです。受取人は受け取るときに、配達証に証印又は署名をすることになっています。書留類はインターネットから現在の状況も郵便追跡システムで確認できます。
*通常郵便物と小包郵便物に利用できます
*荷物追跡:可
■一般書留:420円~
損害賠償額の限度は500万円までとなりますが、窓口で差し出す際に申し出た金額が賠償されます。申し出る価格は、市場価格を基準にして考えてください。申し出がない場合は、賠償額は35万円が限度となります。*申し出る金額は慎重に言いましょう
▽郵便追跡システム
■簡易書留:350円~
損害賠償額を50,000円までにしぼった書留が簡易書留です。 かつて簡易書留は8000円までの賠償額でしたが、現在は50,000円までになっています。こちらも紛失、き損の場合の実損額ですので、一律50,000円もらえるわけではありません。 一般書留よりも書留料金が安いことが魅力です。*商品の価格が低いときは簡易書留のほうがお得です。