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カップヌードルミュージアム、みなとみらいにOPEN(2ページ目)

世界初&日本発のカップめん「カップヌードル」が発売されて今年で40年。そんな記念すべき年に、横浜・みなとみらい21 地区に「カップヌードルミュージアム」が9月11日にグランドオープンしました。カップめんを発明した安藤百福氏の「クリエイティブシンキング」が感じられるミュージアムです。

田辺 紫

執筆者:田辺 紫

横浜ガイド

フロア紹介 1~2階
クリエイティブシンキングに触れよう!

エントランスを入ると、高さ約24mの吹き抜け空間が迎えてくれます

エントランスを入ると、高さ約24mの吹き抜け空間が迎えてくれます

1階エントランスは、高さ約24mの吹き抜けとなっています。期待が高まるような演出で、迎えてくれます。ここで入館料(大人500円)を払います。子どもたちに来てほしいとのことで、高校生以下は入館無料。受け付けをしたら、木の階段をあがり、2階へ。

 
2階は、安藤百福のクリエイティブシンキングに触れることができるフロア。まずは、「インスタントラーメンヒストリーキューブ」へ。チキンラーメンから始まるインスタントラーメンのラインナップが年代順に展示されています。「あ~、これ、あった、あった!」と青春時代をなつかしく感じる大人が続出するはず。インスタントラーメンが、その時代とともにあったことを感じさせてくれます。
歴代のカップめんが並ぶ「インスタントラーメンヒストリーキューブ」(2階)。日清のものだけでなく、日本・世界のインスタントラーメンが展示されています

歴代のカップめんが並ぶ「インスタントラーメンヒストリーキューブ」(2階)。日清のものだけでなく、日本・世界のインスタントラーメンが展示されています

次は、「百福シアター」へと続きます。真っ赤な部屋の中では、安藤百福の生涯を『MOMOFUKU TV』と題したCGアニメ番組でわかりやすく説明。クリエイティブシンキングの原点となる「6つのキーワード」を学びます。約14分のアニメーションとなります。

アニメーションを観た後は、世界初のインスタントラーメンが誕生した「百福の研究小屋」が現れます。大阪・池田市に実際にあった研究小屋で、「チキンラーメン」の完成にめどがたった1958年3月5日の未明、作業を終えた安藤百福が眠りについた直後の光景を忠実に再現しています。ありふれた道具だけで、世界の食文化を変えたインスタントラーメンを発明した安藤百福のアイデアと情熱が感じられます。
左上:百福の発明小屋を再現undefined右上:安藤百福の生涯がわかりますundefined左下:箱の中にはクリエイティブシンキングの6つのキーワードがundefined右下:安藤百福と世界の偉人たち

左上:百福の発明小屋を再現 右上:安藤百福の生涯がわかります 左下:箱の中にはクリエイティブシンキングの6つのキーワードが 右下:安藤百福と世界の偉人たち

カップヌードルのオブジェの中には、クリエイティブシンキングにつながるワードが隠れています

カップヌードルのオブジェの中には、クリエイティブシンキングにつながるワードが隠れています

研究小屋を眺めた後は、「安藤百福ヒストリー」「クリエイティブシンキング ボックス」へと続きます。

「安藤百福ヒストリー」は、全長約58mの大パノラマで、安藤百福の生涯をたどることができます。当時の時代背景とユーモラスなイラストを交え、大人も子どもも楽しめる内容となっています。

「クリエイティブシンキング ボックス」では、「百福シアター」で学んだ6つのキーワードを、現代アートのようなオブジェで体感することができます。覗いたり、触ったり、見つけたりしながら、クリエイティビティに欠かすことのできない6つの要素が習得できるはず。きっと、今後の社会生活に役立つことでしょう!

次ページは、インスタントラーメンを自分で作ろう! 3階へ
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