スルリと入る一本挿しのペンケースがレアな訳
Takulami「グリマルディ SMT(小)」2万3000円。写真の万年筆は付属しません。問い合わせはメール(takuya-okamoto@abox2.so-net.ne.jp)まで
色は、茶、赤、黒の3色。大きさも大:2万5000円、中:2万4000円、小:2万3000円の3種類
これ、実際に色々試してみれば分かるのですが、1本挿しのペンケースでハードシェルタイプというか、中の万年筆をしっかり保護できるタイプのケースで、万年筆がスルリとスムーズに入るモノはほとんどありません。指で本体を押して開口部を開くタイプや、中で万年筆が遊ぶ大きさが合っていないタイプ以外は、ほぼ、途中で何度か引っ掛かるものばかり。「グリマルディ」が当たり前のように実現している、万年筆がスルリと出入りして、しかし中で全く遊ばない、という性能は、様々な技術に支えられて実現した賜物。もちろん、「グリマルディ」の場合、使う万年筆のサイズに合わせて手作りするというセミオーダーだからこその最高のフィット感でもあるのですが。
次のページではより詳しく「グリマルディ」をご紹介します。