寝室で古民家らしさを味わう
1. 十字に交差する丸柱が寝室の高天井に横たわる。 2. 階段室の踊り場から収納スペースを見る。 3. 階段上の北窓から光が室内に差し込む。 4. ワーロンを貼った収納の障子戸。上には縦格子の奥にエアコンが隠れている。 5. 正面からは庭の緑と外の光がふんだんに入り込む。 6. 以前は六畳間が居間として使われていた。 |
2階の寝室は、屋根の形がそのまま現れた三角の高天井の下に、既存の丸太の梁がむき出しになったフローリングの8畳間です。窓はアルミサッシュですが、外側には新たに木製のバルコニーが付けられ、古い障子戸を再利用した引戸を閉めると、室内は一気に昭和の趣に彩られます。2階の外壁は下見張りを残し、内側の壁と屋根に断熱を施して、いっそう過ごしやすい部屋になっています。
◆建築データと建築家プロフィール