知っておきたい、1月ファッションニュース(4ページ目)

 日本の美を表現した、東京ブランド「matohu 」慶長の美展 

日本の美意識を内包した服を提案する東京ブランド「matohu（まとふ）」。そのmatohuが5年間10シーズンのクリエーションと、そのインスピレーションの源泉である「慶長」時代の美術・工芸・出来事を、もの作りのプロセスとともに紹介した初めての展覧会「慶長の美」が、2011年1月8日（土）～19日（水）まで東京・南青山にあるスパイラルガーデンで開催されました。

「matohu（まとふ）」 が日本の文化でもっとも魅力的だと思う時代のひとつ、それが「慶長」。　慶長年間（1596～1615）とは、桃山時代後期から江戸時代の初めの20年間をいいます。この時代は力強い生命力と進取の気風、大胆で楽しいデザイン力に満ち溢れています。

各テーマが一番色濃く反映されているアイテムが、毎シーズン変わることのないデザインで作られている「長着（ながぎ）」というアイテム。それは着物でも洋服でもない新しい提案であり、matohuのオリジナルな服として継続して作られています。

「慶長の美」展では、「長着」などの代表的アイテムとともに、各シーズンのテーマの背景となる歴史や美術工芸が丁寧に紹介されていました。レセプションに訪れた人々はみな、長着や美術品・工芸品の緻密で繊細な世界観に引き込まれていました。最新のファッションの現場に、いかに日本の文化が刺激をあたえ、創作に転換されているかを発見する機会となったことでしょう。

また各シーズンのテーマが解説された案内状を、5年間つなげると最後には「慶長の美　絵巻物」になるというプロジェクトもあわせて展示されており、デザインに凝った10mに及ぶ絵巻物は圧巻でした。またmatohuデザイナー堀畑裕之氏と関口真希子氏によるギャラリーツアーも開催されるなど、matohuの世界観を余すところなく体感できる貴重な機会となりました。

「ENSOR CIVET」×「TOMORROWLAND」のフェミニンランジェリー

フェミニン・モード・メンズワークの融合をテーマにした現代的リアルクロージングを提案する東京ブランド「ENSOR CIVET （アンソール）」が、人気セレクトショップ「TOMORROWLAND（トゥモローランド）」との別注ランジェリーコレクションを、1 月末～2 月初旬よりトゥモローランド13 店で展開します。



ざっくりニットからチラッとインナーをのぞかせたり、かっちりジャケットに合わせたりすれば、ランジェリーとしてだけではなく、インナーウェアとしても着回しができます。アンソールらしいディテールや素材にこだわったアイテムは、ありそうでなかったおしゃれでフェミニンなランジェリーコレクション。

お問い合わせ先：TOMORROWLAND（トゥモローランド）
Tel. 0120-983-511


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大人の女性に人気ブランド「WJKW ethereal 」が開催するサマコレ受注会をご案内します。