2011年春夏バンクーバー・ファッションウィーク
バンクーバーファッションウィーク
今年冬季オリンピックが開催されたカナダ・バンクーバー。今回はガイドが今年で10周年を迎えたバンクーバー・ファッションウィークを取材してきました。その中から、注目ファッションをピックアップ。大自然カナダ流ならではのエコやスポーツテイストのファッションと、ネクスト春夏のトレンドキーワードも合わせてお伝えします!
【CONTENTS】
Page 1:◆エコ&スポーツ
Page 2:◆ローカルとインターナショナルの融合
Page 3:◆2011春夏トレンドカラー(ホワイト・ナチュラル)
Page 4:◆2011春夏トレンドアイテム(イージーパンツ・フリュイドワンピ)
Page 5:◆2011春夏トレンドキーワード(エアリー・フラワー)
エコ&スポーツ
Hawks Ave 2011 春夏バンクーバーコレクション
Photography by Peter Jensen
Molto Dance 2011 春夏バンクーバーコレクション
Photography by Peter Jensen
大自然カナダの中でも西寄りにあるバンクーバー。キャンプ、スキーなどのアウトドアスポーツや、ヨガ、ダンスなどで体を動かすことは日常茶飯事のようです。モードファッションよりも、全体的にゆるい西海岸風リラックスなムードに、スポーツ&アウトドア機能性がミックスされたカジュアル服のほうが受け入れられているようです。
日本ではまだ広まり始めた段階のエコファッションですが、カナダでは既に根付いています。「Hawks Ave」は、まだ若いブランドですが、コレクションに100%オーガニック素材を使っています。今回のショーでは先住民のネイティブアメリカン民俗のトーテムポールからインスパイアされたデザインに、ロックテイストをミックスするような斬新なテイストミックスを打ち出し、他の国のエコファッションより一歩前進したところを感じさせました。また、元ダンサーがデザイナーに転身したケースも多く、「Molto Dance」は女性デザイナー自ら(写真左)がショーでも踊り、機能とファッションを融合したコレクションを披露しました。
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