「ジョージ ジェンセン」日本最大級の旗艦店オープン&CEOインタビュー
2010年10月28日(木)に東京・日本橋「YUITO(ユイト)」に、日本最大の広さ(約320平方メートル)を誇る旗艦店をオープンした「ジョージ ジェンセン 東京本店」。
「ジョージ ジェンセン ジャパン」は、2010年10月28日(木)に「日本橋室町東地区開発」の第一弾として開業した「YUITO(ユイト)/ 日本橋室町野村ビル」の1階・2階に、日本最大の広さ(約320m2)を誇る旗艦店「GEORG JENSEN(ジ ョージ ジェンセン) 東京本店」をオープン!
1904年創業、デンマークを代表する「※スカンジナビアン・ラグジュアリーライフスタイル」ブランドであるジョージ ジェンセン。創業時より「実用性と美の融合」をコンセプトに、普遍的なデザインのジュエリー、ウォッチ、カトラリー、ホロウェア、リビングアイテムを創作し続けています。また、デンマーク、スウェーデンの両王室御用達の栄を授かっており、ジュエリーアーティスト、建築家、プロダクトデザイナーなど、多くの才能ある芸術家とのコラボレーションによって作品を生み出しているのが特徴。現在、世界12カ国で80店舗以上を展開しています。
(左)ジョージ ジェンセンとVERBAL氏(from m-flo)と夫人のYOON氏率いるジュエリーブランド AMBUSH とのコラボレート・ウォッチ。「溢れるエネルギーを持ち続けていれば、いつでも時間を戻すことはできる」というメッセージが込められており、時計の針が逆回転するユニークな時計。真っ赤なヴィジュアルは「心臓」=「ハート」を表現。(現在のところ発売未定)。(右上)ぶどうの房が指の上でふっくらと存在感を主張している、ボリューム感たっぷりのリング。日本先行発売(他国は来年春)。 Grape Ring大 68,250円 Grape Ring小 51,450円。 (右下)ブランドを代表するジュエリーコレクションのひとつFUSION』(フュージョン)。ジグソーパズルのように、ホワイト、イエロー、そしてピンクの3 色のゴールド・パーツを自由に組み合わせてひとつのリングを創り出す斬新さが新鮮。この秋、ゴージャスにパヴェダイヤモンドを敷き詰めたリングパーツが登場。ペアリングとして、結婚指輪として、記念のギフトとして・・・、人生の節目にパーツを買い足していく喜びが得られるリングとして人気。K18WG, ダイヤモンド製 525,000 円(税込)(1 パーツ)※写真の組合せ: 税込 1,575,000 円(税込)。
今秋、上質で伝統ある本物が集う街 、日本橋にオープンした日本最大の旗艦店は、「デンマークのプライベートハウス」をイメージ。デンマークを代表する家具メーカー「カール・ハンセン&サン」による特別仕様のソファなど、デンマーク製家具をふんだんに使用し、寛ぎの空間をクリエイト。これらは全て2008年末よりスタートしたジョージ ジェンセンの新ショップコンセプト「スカンジナビアン・ラグジュアリーライフスタイル」が元になっています。店内には、ジュエリー、ウォッチ、銀器、カトラリー、そしてリビングアイテムと、ジョージ ジェンセンの全カテゴリーを揃えており、本物の「スカンジナビアのライフスタイル」を存分に体感できることでしょう。
また、本ブティックでは、東京本店のオープンを記念して先行発売されるジュエリーや日本限定ジュエリー、ウォッチを数種類発売中。例えば、ブランドを代表するジュエリーコレクションのひとつである、2000年に誕生した「融合」の意味を持つ「FUSION(フュージョン)」の新作リングや、工房初期を支えたアーティスト ハラルド ニールセン氏の代表作であるぶどうモチーフの新作リング「Grape Ring (グレープリング)」など、どれもラグジュアリーで洗練された逸品。
(左上)GEORG JENSEN(ジ ョージ ジェンセン) 東京本店正面。(左下)GEORG JENSEN(ジ ョージ ジェンセン) 東京本店の2階には、カトラリー、ホロウェア、リビングアイテムなどが豊富に揃っています。ニコライ・バーグマンのフラワーアレンジメントも。(右)ジョージ・ジャンセンCEO ウルリック・ガーデ・ドゥエ氏。ドゥエ氏は、デンマーク・コペンハーゲン出身の47歳。前職でBurberry(バーバリー)のインターナショナルセールスのシニアヴァイスプレジデントを務め、1998年から「バーバリー」ブランドの再建及びラグジュアリーブランドへの発展に大きく貢献。また、Celine(セリーヌ)、Cerruti(セルッティ)といったインターナショナルラグジュアリーブランドで長年キャリアを積み、フランス、日本、アメリカなどで活躍。それ以外にも、船舶業、外交官といった他業種での経験も持っており、国際的に高く評価されています。
「ジョージ・ジェンセン 東京本店」の2010年11月16日(火)のグランドオープニングパーティにあわせて来日した、ジョージ・ジャンセンCEO ウルリック・ガーデ・ドゥエ氏にインタビュー。
―この度は「ジョージ・ジェンセン 東京本店」のオープン、誠におめでとうございます。日本橋に誕生した日本最大級となる旗艦店は、どんなコンセプトなのでしょうか?
CEO ドゥエ氏:「ジョージ・ジェンセンは、日本に19店舗構えていますが、今回オープンした旗艦店は、デニッシュ・ホーム(デンマークの家)をイメージしており、それまでの店舗とは異なる新しいコンセプトになっています。足を踏み入れた瞬間、温かく迎え入れられるような、そんな家のような空間です。また、最大限にアイテムの美しさを表現できるように、陳列にもこだわっています。2階には、シルバーウエアやカトラリー、ホロウェアなどのリビングコレクションが揃っていて、ブライダルなどのギフトにも最適です。フラワーアーティストのNicolai Bergmann(ニコライ・バーグマン)の特別アイテムも揃えています。また、ジュエリーと時計のコレクションもあるので、ぜひソファに座って、ゆっくりと寛ぎながら楽しんでください。」
―御社は創設以来、述べ100名を超えるアーティストとのコラボレーションによって、作品を生み出していますが、コラボレートするアーティストの基準といったものはありますか?
CEO ドゥエ氏:「今までデンマーク人、スカンジナビア人、また世界中の才能あるアーティストたちとコラボレートしてきました。コラボレーションする際、最も重要なことは、ジョージ ジェンセンのDNAを理解できる人、その人ならではのデザインをクリエイトできること、また、伝統を尊重しつつクリエイションを進化させることができるかどうかを基準に、デザイナーを選んでいます。」
―最後に、ドゥエ氏はこれまで様々なラグジュアリーブランドで経験を積まれてきました。ラグジュアリーブランド成功の秘訣とは何だと考えますか?
CEO ドゥエ氏:「そのラグジュアリーブランドの起源や理念を理解することが大切です。ブランドバリューを規律正しく認識すること、そして、その価値を保ちながら
イノベーションしていくことが重要です。また、その時代の空気を読み取って、スパイスを加えることも忘れずに。何といっても、顧客が一番大切です。常に顧客のニーズの汲み取り、正しいサービスを心掛けています。」
同社は、現在5カ年計画でブランドの若返りを図っていく方針。その取り組みとして、初めて3万円台のイヤリングを発売。さらに、2011年春夏広告キャンペーンにおいて、デンマーク出身モデルのFreja Beha Erichsen(フレジャ・ベハ・エリクセン)を起用。ジョージ ジェンセンの目指すナチュラルかつ洗練されたイメージを打ち出しています。Style.com(スタイル・ドットコム)でメイキングシーンを公開中なので、ぜひチェックしてみて。また、来月2月からは、ウェブサイトをリニューアル。新しくeコマースも開始する予定なので、こちらも見逃せない。
次のページでは、フランスの老舗名門ジュエラー「モーブッサン」のブレスレットのプレゼントキャンペーンや、まるでマリーアントワネットの気分になれるようなセーヴル磁器をご紹介します。