政令市初!
横浜市公売オークションが始まりました
横浜市(神奈川区・保土ヶ谷区・青葉区と財政局とが共同で行う)の公売オークションが2005年2月4日に始まりました。
横浜市の公売オークションの舞台はDeNA運営のビッダーズを利用。先に東京都の公売オークションが、Yahoo! オークションで行われていますが、その違いや特徴を解説します。
▽携帯電話より、アドレスk@pokb.jpに空メール(件名、本文とも空白のメール)を送信すると公売オークションページのURLがメールにて返信されます。
横浜市の公売オークションは公売保証金がいらない!
東京都の公売オークションは入札時に、動産の見積価額の20%が公売保証金として必要になります。そのためクレジットカードの登録などが必須となりますが、横浜市公売オークションは、公売保証金の必要がありません。
#動かない土地や建物などが不動産、美術品や車のように動かせるものが動産
横浜市は低価格の財産の出品
東京都はヨットやベンツなど比較的1つの動産が高額のものを出品していますが、横浜市ではカメラや自転車など比較的手の届きやすい価格の動産が出品されています。実はこれには秘密があるのです。
公売保証金は、国税徴収法で見積価額(開始価格)の100分の10以上と定められています。それに基づき、東京都の公売オークションでは20%を公売保証金としています(東京都の第1回目の公売オークションでは、公売保証金を10%としていましたが、キャンセルなどが多かったため、現在は20%になっています)。
その公売保証金が、横浜の公売オークションでは必要ないのは、東京都の公売オークションが欲張りなのではなく、ビッダーズや横浜市が太っ腹なのでもなく、国税徴収法で「見積価格50万円以下の財産」は公売保証金の納付が必要ではないと定められているためです。そのことをうけて、逆に見積価額が50万円以下の動産の出品に限り、一般のかたが幅広く参加できるようにしたのが横浜市の公売オークションなのです。
携帯電話でも入札できる
かんたんに参加ができるように、携帯電話での参加も可能になっています。携帯電話からの参加はポケットビッダーズへの参加申し込みが必要になります。
So-net Auction / BIGLOBE オークション広場 ビッダーズコーナー / ベネッセウィメンズパークオークション / Shopping@niftyオークションのIDでは、携帯電話の 「ポケットビッダーズ」を利用できません。