2010年10月25日でフィナーレを迎えたJapan Fashion Week in TOKYO(JFW)。11回目となる今回も、ショーに展示会にと、日本のファッションシーンの「今」を肌で感じることができるイベントとなりました。
その会期中に開催された、厳選されたブランドが一堂に会するファッションイベント
「roomsLINK」をレポート!押さえておきたい3ブランドをご紹介します。
KONTRAPUNKT(コントラプンクト)
デザイナー田中啓一氏によるKONTRAPUNKT(コントラプンクト)
2010S/Sからスタートした、
KONTRAPUNKT(コントラプンクト)。コム デ ギャルソン オムで13年間デザイナーを務めた田中啓一氏が立ち上げた新ブランドということで、会場内でも一際注目を集めていました。
このジャケットでは円と四角が組み合わさったパターンで、テーマを表現
KONTRAPUNKTとは、ドイツ語で「対位法」という意味で、複数の旋律を互いの独立性を保ちながら重ね合わせる音楽理論のことです。
その名の通り、異なる要素の共存がおもしろいブランド。2011SSコレクションでは、
「円」が様々な要素と組み合わされています。
迷彩柄×ドット×淡いカラーの組み合わせが新しい
ロングドレスのベースは、よく見ると
迷彩柄。淡いラベンダーカラーが、迷彩柄を全く違う雰囲気に見せています。ここにももちろんドット柄が踊って。素材やカラーの透明感が、まさに来季の気分を象徴するアイテム。
パフスリーブとAラインのシルエットもキュートなドレス
こちらのドレスは
ハウンドトゥース×ドット柄。クラシックに表現されることの多いハウンドトゥースが、ポップに軽やかに表現されました。
【KONTRAPUNKT オフィシャルWEBサイト】
http://www.kontrapunkt.jp
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