「H&M」スウェーデン本社を徹底取材!
H&M 2010秋冬コレクション (c)Hasse Nielsen
2008年秋に日本進出を果たし、国内でも大人気のブランドがスウェーデン発の「H&M」です。世界最大のアパレル企業として知られ、世界35カ国・地域に約2000店を展開。この先10年で次の1000店をオープンする予定という巨大ファッション企業です。
その「H&M」スウェーデン本社(ストックホルム)にガイドが取材に行ってきました! 今回はガイドが本場「H&M」を徹底解剖。リアルなリポートをお届けします。本場スタッフの着こなしから、日本未上陸ブランドまで、盛りだくさんの内容は必見&保存版です。
【CONTENTS】
Page 1:◆民主的(デモクラティック)ファッション
Page 2:◆ファッション×品質を最良の価格で提供
Page 3:◆H&M本社スタッフの着こなし(パンツ編)
Page 4:◆H&M本社スタッフの着こなし(スカート・ワンピ編)
Page 5:◆日本未上陸のH&Mコレクションブランド
Page 6:◆キッチュなトレンド満載ブランド「MONKI」
Page 7:◆インテリアコレクション「H&M HOME」
誰もがおしゃれを楽しむ権利がある、
民主的(デモクラティック)ファッション革命
ストックホルム市内を歩いているとあちこちでH&Mのショップが目に飛び込んでくる。
店内には平日の昼間から多くの人、夕方になると人混みはピークに。
ストックホルムの街を歩いていると驚くのが、あちこちに「H&M」の巨大ショップがあること。例えると日本でコンビニエンスストアがあちこちにあるような感覚。これだけの多くのショップがたくさんありながら、どこの店内も平日の昼間から大にぎわい。店内を見渡せば、幅広い客層にもう一度驚かされます。若者はもちろん、裕福そうな年配マダムもいて、年齢や立場が異なる人たちが楽しみながらショッピングをしている姿を目にしました。
実際に海外セレブもH&Mのアイテムをプライベートで愛用している人が大勢います。誰もがおしゃれを楽しむ権利があり、誰にでも買える金額でおしゃれを楽しんでもらいたいという、消費者を差別しない民主的(デモクラティック)な発想がH&Mの根本にあります。日本でもそれが受け入れられて、ファン層が着実に広がっています。
次のページでは、H&M本社の中を大公開!