

この看板が目印。外のショーケースにもグラスが並びます
今年の4月にオープンしたニューショップ、「maruse」。 渋谷と恵比寿のちょうど中間くらいに位置する、古いビルの中にあります。 建物自体が奥まっているので、ちょっと見つけづらいかもしれません。 1階はイタリア料理店。その脇の階段を上がって、 2階の一番奥に、ひっそり静かに看板が灯っていました。
直線をぐるりと巡って、店内へたどり着く
店内はダークブラウンと白のツートーンカラーをベースに、 直線を強調した迷路みたいな造りになっています。 入り口を入るとすぐ、左端に路地のような細い廊下。 天井近くまでそびえる大きな白い棚が壁の役割を果たしています。 きりっとリズム感のある真四角の棚はつつ抜けになっているので、 中の気配をなんとなく察しながら、 廊下を突き当たりまで進み右へ曲がります。 すると、開けた店内スペースにたどり着く、という ちょっと遊び心のある構造です。 この内装をデザインしたのは小泉誠氏。店の一角は、ギャラリースペースとして利用できるようになっています。 床と壁の一部にダークウッドの板を張って区切りをつけ、一段高いスペースを作りました。 ここは変動性のある場所として、様々なイベントを計画しています。 実験をするような視点で、モノや人の出会いがどんな化学反応を起こすのかを楽しみに、 新しい企画を練っているそうです。
テレビコマーシャルのプランナーであり、イラストレーターでもあるオーナーの黒川洋行さん。 自分の事務所の一角に好きなものを並べ、ショールームのようにしていたこともあったそう。 そんなことをするうちに、その延長でお店をやることを思いつきました。 半分迷いながらも物件を探していたところ、偶然見つけたのが今の場所。 自分よりも周りの人間が面白がってしまい、流れに乗ってお店をオープンしました。 実家が商売をやっているため、屋号を残したい、という漠然とした思いもあったそうです。 店名は実家のお店から取ったものだとか。 自分が持っていて気持ちのよいもの、作り手のオリジナルで他では見つからないもの、 そして美しい実用品であることを基準に、選ばれたものたちが鎮座しています。
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