デザインが美しいのはもちろんだが、やっぱり座り心地のいいものが欲しい!(画像撮影:鈴木理恵子) |
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中身と大きさがポイント!
体型の異なる2人には、クッションを。違った大きさのクッションをいくつか用意してあると調整しやすい。(画像撮影:鈴木理恵子) |
佐古田さん(以下敬称略):う~ん、座り心地といっても、難しいですね。体型や感じ方によっても違ってきますから。それに、座り心地にはソファの中身も大切ですが、大きさも関係しますよ。座面の座面の高さ、奥行き、背の高さとかもチェックしないといけませんね。
ガイド:はい。例えば、座面の奥行きが深いと背中部分が浮いてしまったりしますね。
佐古田:ええ、座ったときにソファに体がフィットしていないと疲れますね。背中が浮く場合には、クッションで調節するんです。ご主人と奥様で体格が違うことがよくありますよね。いくつかクッションを用意しておいて、体格に合わせて調整をするといいですよ。
ガイド:くつろぐには座が低いものをおススメすることが多いんですけど。
佐古田:でも、座が高いからといって、座りにくいわけではないんです。座の奥行きと高さが脚の長さ部分になりますから、座が高いものは奥行きが浅く、反対に座が低いものはその分、奥行きが深くなっているんです。
ガイド:輸入物にはぐっと座面の高いものがありますね。あれは脚の長さの違いから。脚がちゃんとつかないとくつろげませんから注意したいですね。
座の高さは沈む余裕を見る
座部分に羽毛を使っているこのソファの座高さは425mm。座ると20mm~30mmは沈み込むので400mmよりも少し低い感じになると考えて。(画像:フクラ) |
佐古田:それも素材によるから一概には言えないんです。 座り心地は、座ったときに詰め物から空気が抜けてふんわりとするところもポイントなんですよ。ですから、ふっくらと詰め物が入っている場合にはかなり沈み込みますね。ソファの座高表示は一番高い部分の寸法になっていますから、少なくっても2~3cmは沈み込むと考えてください。
ガイド:となると、ちょっと座高が高いなと敬遠するものも、デザインや表示を見て差し引いて考えてみればいいんですね。
ソファと値段の関係は、こんなこともあるそうです。それは、次ページで