A 男性キャラ
エンペラー・法王・隠者・マジシャン・(フール)・(デビル)・(正義)
まずは社会構造的解釈を上記のカードに当てはめると
エンペラー・法王・隠者・デビルの4枚のカードがどのような層を象徴しているかで、現代社会の構造に近いものが読み取れると思います。
エンペラー *** 国家(政治)
法王 *** 宗教
正義 *** 法律
隠者 *** 哲学
マジシャン *** 占い
フール *** アナキスト
デビル *** 反社会系
また、個人の内面に反映させていくと
エンペラー *** 一般的な日常生活・仕事
法王 *** 信心深さ・思いやり
隠者 *** 自我・意見
マジシャン *** 夢とか奇蹟を望む気持ち
フール *** 逃避・甘え
デビル *** 雑念・邪念・悪い甘え
誰にでも内面にいくつか持っている部分ですね。こういった、いくつかの内面の部分の組み合わせや大小によって、個人の内面、今回の男性心理の系統は組み立てていかれると思います。もちろん、この場合、性別はどちらであっても問いません。女性の中の男性的心理もあれば、逆の部分もあるわけですから。そう考えてみると人間って不思議です、というか、当たり前なのか??こういった心理の男女わけはホルモンと似ていますね、女性ホルモン・男性ホルモン、人間は性別に関係なく両方とも持っているわけで、それぞれ、多い少ないはありますが、その分量で性格も変化していく…。この話は置いておいて、考察を進めて行きましょう。
恋愛心理・異性を好きになる気持ち
これを男性心理から直接は離して考察しているのは(女性心理からもはずして考えます)、より細かく、恋の始まりの心理を分けてみる必要があるからです。
ちなみに、恋人のカードは大まかに恋愛心理の象徴として扱うとわかりやすいと思います。これは選択のカードですが、逆位置では迷いへと通じています。
恋人・エンペラー(他 男性キャラ)・女性キャラ
この3方向から解釈を考察していきますと、その恋の形が見えてきやすいと思います。
例えば、
エンペラー>デビル
エンペラー色が濃い恋愛心理の始まりは、健全な恋というかまあ普通の真面目恋愛?
逆にデビル色が濃ければ、SEX本位か他に相手を利用して云々の下心が多いと考えて見ると面白いです。
+法王
法王が絡めば結婚願望の強さが強調され、相手の選択の基準や判断は結婚生活の向き不向き主体になるでしょう。
+法王+正義
これは、見合い結婚とか、いわゆる家同志、幼少の頃から決められていた結婚などの際にも、見受けられる。パターンです。
+法王+デビル
いわゆる不倫系、但し法王は逆位置の場合が多いです。隠者の逆というパターンもありですね。ここでも、形は社会的に不倫でも精神は純粋なものである場合は、法王は逆位置でもエンペラーやマジシャンなどの強い前向きで健全な精神をもったカードが加わります。
+法王+〇〇
いわゆる法王のカードにプラスされるカード(男性キャラに限らず)により、結婚の形を読み取っていくことができると考えて良いでしょう。