もうすぐ2002年。来年は皆さんにとってどんな年になるのでしょう?
今回は私の神聖 西洋占星術から誰にでも簡単にできる未来予想のひとつ年運の導き出し方を特別に伝授いたしましょう。これをマスターすれば、どんな年になる?からどんな年にしていくか?へと気持ちが前向きに変化していくかもしれません。運命の先を知るということは、いいことはさらに良く、悪いことはなるべく避けて通れるようにすることでより有意義な人生を手に入れるということです。では、参りましょうか!
西洋占星術では年運の基本をまず木星の動きで占います。
1)個人のホロスコープにおいて、1年を通して第何ハウスから第何ハウスへと木星が移動するか?
2)主要惑星および感受点 太陽・MC・アセンダント・月・水星・金星・火星 との角度
3)個人のバース・チャート(生まれたときの星の位置)における木星・土星とのかかわり
など、これらが最低限、本格的に年運を占うために必要な項目です。
さて、こう考えてみるとため息が出るほどややっこしいですね…。
実際、占い館などの現場では行われているはずのことですが、皆さんが同じようにこれらのデータを導き出したとしても、正しくリーディング可能かどうか?ちょっと心配です。レベル的には、プロ占い師でも最低5~6年の実占経験がないと明確な答えは導き出せないでしょう。プロ占い師でも経験が浅いとちょっとした星周りの悪さを大げさに捕らえてしまい、占いに来られた方を単に怖がらせるだけの結果になってしまうことも多々ありますから。
そこで、今回は誰にでも簡単に年運の概略を把握できるように木星の動きと2)の主要惑星および感受点 太陽・MC・アセンダント・月・水星・金星・火星 との角度を中心に考えてみましたので、年運の参考にしてみてください。
まず、いつものようにあなたのホロスコープ作成に必要なデータを天体の位置計算(ミステリーアート)から、導き出してください。
生年時刻がお判りにならない方は太陽・水星・金星・火星が生まれた日にどの星座に在座しているか?だけでも結構です。月は動きが早いので生年時刻が判らないと正確な在座が判明しないかもしれません。
では、次に各惑星が年運のどのカテゴリーを表す中心になるのかをおおまかにお教えしましょう。
1)太陽・・・・・総体運
2)月・・・・・・感情のアップダウン
3)水星・・・・・仕事運
4)金星・・・・・恋愛・金運
5)火星・・・・・事故・病気・トラブル運、SEX運
番外)太陽・金星・火星プラス月をまとめて読み解けば恋愛運のトータル運が読み取りやすくなりますが理解するのは難しいかもしれませんね…。(コンビネーション・リーディング)
本来は番外)のように複数の要素を加味しながら各年運のカテゴリーを読み取っていくのですが、今回は誰にでも参考にできる!を念頭においていますので上記のコンビネーション・リーディングの解説はまたの機会にしましょう。