それは、「歩く」こと!今回はウォーキング開運法のお話です。
歩くことこそが霊長類としての証!
歩くという行為はわたしたちにとってとても大きな意味があります |
現在アメリカを中心として「ダーウンの進化論」を見直す動きが盛んですが、仮に人間が猿から進化した霊長類ではなかったとしても、人間特有の二足歩行は、わたしたちの文明の進化に、大きくかかわっています。
わたしたち人間は、直立二足歩行をするために、動物とは違う喉の構造を持っています。それは、食べ物と呼吸が、同じ経路を通るということです。このことは、人間と猿との間に見られる大きな相違点でもあります。
わたしたちは、食べ物と呼吸の通り道を分けるために、舌、唇、あご、喉頭、咽頭それぞれの筋肉を、巧妙にコントロールする必要から、脳神経や筋肉を発達させ、複雑な発声を行う事が、出来るようになりました。
これらを簡単にまとめると、歩くからこそ、人間は、言語を活用することが出来るというわけです。聖書にも「はじめに言葉ありき」とありますが、言葉は、私たち人間にとって、最もユニークな宝物です。そして、「歩く」という行為が、実は、この宝物をかげながら支えてくれているのです。
歩く効用をご存知ですか?
このところ、巷では、ウォーキングがブームになっています。ガイドが住む湘南は、ウォーキングに適した自然にあふれ、お天気の良い休日ともなると、たくさんの人々が、のんびり散歩を楽しんでいます。一方、わたしたちが、普段の生活の中で歩く機会は、昔に比べて、随分減ってしまいました。実は、歩く量が減れば減るほど、わたしたちは、とっても損をしていることをご存知でしょうか?
それは、歩くことには、沢山の効用があるからなのです。歩くという行為が、わたしたちにとり、特別な意味を持つことは、既にお話しました。これから歩く効用に関して、三つの側面から詳しく見てゆきましょう。
次のページでは歩く効用についてお話してみます。