風水は中国で生まれ4000年の歴史の中で育まれ体系化されたとってもロジカルな環境学。長い歴史を持つ風水だけにいろいろな種類や流派が混在し、それらの理論を活用するのはとても複雑で難しいものです。
今回はなるべくシンプルな形で家探しのために活用出来る風水のポイントを公開致します!
知っておきたい風水の基本コンセプトは?
伝統風水では家を中心(太極)から八方位に分けて考えるのが基本です |
正統な伝統風水の理論は歴史上風水先生といわれる沢山の研究者達が実践と統計的考察を通して体系化したものです。
かつて風水は口伝一子相伝のものでしたが、やがて研究結果が書面に残されるようになり、それらの膨大な資料は、わが師匠を始めとする世界五大伝統風水マスターなどの研究者達により現状に即した解釈が施され現代伝統風水理論の基礎が出来上がりました。
風水の理論は複雑でいまだ研究課題となっているトピックスも沢山ありますが、まずは新しい住まい選びを始める上で知っておきたい風水の基本コンセプトをご紹介しましょう。
■風水とは家が生み出すエネルギーを調整するテクニックである
■家の持つエネルギーはその家の向きに左右される(地の気)
■家の持つエネルギーはその家の完成した年により左右される(天の気)
■家の中心(太極)から八方位にそれぞれのエネルギーが生み出される
■家に住む人のエネルギーも風水の重要なポイント(人の気)
■土地と家の形が風水上大きな影響を及ぼす
■風水上のエネルギーにはポジティブとネガティブが存在する
■家をとりまく周囲の環境が風水に大きく影響する
■水(川、道路)と山(高い建物を含む)の位置は風水に大きく影響する
以上に加え、これは風水とは別個のエネルギー論(気学)ですが、新しい家を選ぶ際、現住所からみてその家がどの方角に位置するかも開運の大きな決め手となります。
伝統風水のコンセプトに関してさらに詳しく知りたい方はこちらもご参照。
次のページからは風水による家選びのポイントをご紹介してゆきます。