日本画/日本画関連情報

JSP-Portrait-大沢拓也

・・・今まで知らなかったことや気付かなかったことが新たに見えてくると、それはまるで燃料のように制作の動力となり、表現の幅を広げてくれる重要な切っ掛けになるような気がします。

執筆者:松原 洋一

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大沢拓也 OSAWA TAKUYA
1979年 埼玉生まれ
2006年 東京藝術大学大学院美術研究科日本画修了
現在、同大学大学院美術研究科後期博士課程3年在学

詳しい経歴と最新情報

日本画(膠彩技法)と工芸(漆工技法)を複合させ作品制作を行っています。

All About で興味あるテーマ:ホームメイドクッキング

展覧会の予定
東京藝術大学大学院美術研究科博士審査展
会期:2008年12月6日(土)~12月18日(木)
会場:東京藝術大学大学美術館
博士論文公開審査:11日13時~

※2009年1月下旬に彩鳳堂で5人展

 


制作の視点

新たな作品制作にとりかかると毎回違った発見があります。取材に行ってその土地のことや、そこへ行くまでの道のり等、様々な物事にふれ、何かに影響受ける、この何かを調べ復習することによって、今までと違う方向へと視点が移ってゆきます。
今まで知らなかったことや気付かなかったことが新たに見えてくると、それはまるで燃料のように制作の動力となり、表現の幅を広げてくれる重要な切っ掛けになるような気がします。
このようなことを作品制作に挑む度に毎回行うことでコンセプトや技法-材料等、全ての点において常に違うエッセンスが付加されてゆきます。しかし付加された事項を明確に認識できているわけではありませんが、蓄えた事が自然と作品へ反映され、少しでも多くの方々に見ていただける切っ掛けになれば理想的と考えています。

作品について

・漆の独特な物質感にひかれ蒔絵の技法を用いて描きました。
大沢拓也
アートフェア東京出展「schlag」2008年
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