日本画/日本画関連情報

JSP-Portrait-麻生志保

・・・モチーフに女性が多いのは水分の多い生き物だからか、感情や構造に水がつきものだからか、ただ、男性という造形に興味がないからか。ただ、女の人が好きだからかもしれません。

執筆者:松原 洋一

ASO SHIHO


麻生志保
1978年 東京都生まれ
2003年 武蔵野美術大学日本画学科卒業

私が日本画に到るまで
東京都小平生まれ(ムサビのそば)
5歳~8歳。千葉県に引越し夫婦でやっている個人の絵画教室に入る。壁に直に虫ピンで昆虫がたくさん刺さっているお部屋で当時流行のウーパールーパーを飼っていた。よく国宝展だとかで上野にはつれていかれる。
14歳。埼玉に引越し何年か経ち、市の海外派遣生となり、夏休みにウィーン、パリ、ドイツの美術館巡りとホームステイをする。日本文化を意識する。
15歳。県立の古い女子高に入り能を習い始める。澁澤龍彦に傾倒し、青木画廊の画家達に憧れるが特に絵を描くわけでもなく、そのまま能で大学を受験するのかと思われつつ、大学受験をしわすれて卒業。
高校を卒業し、4月いっぱい能をし、大学へ行く歳なので進路を考え日本文化を勉強したいと思い日本画の受験勉強を始める。今に到る。

私の絵の根底
ボッス・クラーナハ・モッサ
仏画・青木画廊・ウィーン幻想派・ベルギー象徴派
泉鏡花・折口信夫・吉屋信子

近頃思う事:いろんな事が上手になりたいです。

ホームページ:鯉乃淵

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◇制作の視点

『水』『女性』
生命を構成している水分。体液。細胞間にあるもの。が何を描いていてもテーマです。
モチーフに女性が多いのは水分の多い生き物だからか、感情や構造に水がつきものだからか、ただ、男性という造形に興味がないからか。ただ、女の人が好きだからかもしれません。
◇作品について

言葉が苦手で絵を描いているというのもあるので上手にいえませんが、自分が見たいものを、見えているものを描いています。
女性的な鮮やかな色、形態、文様が気持ちよく(私にとって)入ればな、と日々つらつら描いています。
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