4月26日から愛知県の一宮市博物館で、日本画家・丸井金猊(まるい・きんげい)の展覧会「いまあざやかに 丸井金猊展」が開催されます。

丸井金猊(1909-1979)は一宮市北方町に生まれ、東京美術学校(現東京藝術大学)日本画科を1933年に卒業していますが、文献が少なく、詳しく知るには孫にあたる丸井隆人氏作成のホームページ(下記参照)によるしかありません。それによると、金猊は「学生時代より旺盛な創作活動を見せるが、30歳に差し掛かる頃、時代は戦争へと暗転。以後ほとんど自作品の創作に向かうことなく、晩年を迎える。」とあります。

金猊の生年と卒業年から見てみると、金猊が旺盛な創作活動を見せていた東京美術学校在学時には、同学年に杉山寧(1909-1993、1933年卒業)、少し先輩に東山魁夷(1908-1999、1931年卒業)、田中一村(1908-1977、1931年中退)がいたことが分かります。金猊が残した作品に見られる、気高くも先進的な作風は、この制作環境が要因なのかもしれません。

本展では今までほとんど知られることのなかった丸井金猊作品50余点が一堂に展示されます。

■ホームページ:日本画家 丸井金猊

「白鷺圖」


■展覧会情報
展覧会名:特別展「いまあざやかに 丸井金猊展」
会期:2008年4月26日(土)~6月1日(日)
時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
料金:大人500円、高・大学生300円、小・中学生200円
会場:一宮市博物館
住所:愛知県一宮市大和町妙興寺2390
電話:0586-46-3215