お茶を淹れるのに急須も茶匙も要らない
Leopold「Tea Tube」2,940円(税込)
Leopold「Tea Tube」2,940円(税込) |
簡単に言えば、穴が開いた筒に茶葉を入れて、カップに浸せばお茶が入るという、アイディアとしては、とてもシンプルなのですが、実用性がやけに高い茶道具です。何せ、これ一本で計量スプーンもティーポットも混ぜるためのスプーンも要らないのですから。ついでに、割高なティーバックも要りません。
ティースプーン代わりにもなる |
ドイツ製なので、本来は紅茶を淹れるための道具なのでしょうが、日本茶も普通に淹れられます。筒の斜めにカットされた側を、茶缶に差込んですくい上げれば、お茶一杯分の茶葉が筒に入ります。計量する必要もないですし、茶葉をこぼす心配も少ないです。
簡単にお茶が入る。砂糖など入れる場合のマドラー代わりにも |
あとは、カップにお湯を入れて、この筒を差込むだけ。好きな濃さになったら、筒を抜いてお茶を飲みます。味は、特別美味しく入る理由もないですし、普通といえば普通です。ただ、圧倒的に場所を取りません。茶缶はティーバッグほどに場所を取ることはないし、急須もスプーンも要らない上に、本体はペンスタンドにも立てて置けるような小ささなのですから。先の蓋が外れるので、洗うのも簡単。ただ、あまり小さな茶葉は、穴から出てしまうので、ある程度大きなリーフのお茶を淹れるとよいと思います。
意外に必需品だが置き場に困る鍋敷きを省スペース化
menu「Propeller」各色3,150円
menu「Propeller」各色3,150円 色は、写真の黒、緑の他、ベージュ、赤、ライトブルーの全五色 |
鍋敷きは、意外に重要なグッズです。コーヒーを大量に飲みたい時、サーバーに淹れて仕事部屋の机に直接置くと、机の表面が白くなってしまったり、塗装が剥げたりすることがあります。鍋敷きが活躍するのは、キッチンや食卓だけではないのです。そのキッチンや食卓にしても、場所を取る鍋敷きは置き場に困るものです。そこで、このデンマークのmenu社による、スティック型の鍋敷きです。これなら、仕事部屋にも似合ってしまい、しかも場所を取りません。
左が閉じた状態。右が使用時のスタイル |
見た通りの、スティックがプロペラ状に広がって鍋敷きになるというアイディア。このスタイルの良さと便利さには前から目を付けていたのですが、「男のこだわりグッズ」という括りでは紹介しにくいと思っていたので、ここで紹介出来たのは嬉しいです。本当に単純な道具ですが、素材はシリコンを使い、人体への害がないように工夫され、表面はざらっとした滑り止め加工になっているなど、細部まで配慮が行き届いた製品です。
こんな感じで鍋を置く |
また、汚れても水洗い出来ますし洗剤も使えます。耐熱温度も260度と高温に対応。収納に場所を取らないので複数本用意しておくことも可能です。これならデザイン的にも、仕事部屋に置いて、コーヒーなどを安心して用意することが出来ます。省スペース性で言えば、かなり有効なグッズだと思います。