浅草の観光・旅行/浅草の観光スポット

浅草に新スポット誕生 『アミューズ ミュージアム』

沢山の観光客が訪れる東京・浅草。その中心ともいえる浅草寺の隣に、日本文化を新しい切り口で楽しむ施設『アミューズ ミュージアム』がオープンしました。芸能プロダクションのグループ会社が作ったミュージアム、その内容は……?

藤丸 由華

藤丸 由華

東京 ガイド

東京のラジオ局のアナウンサー時代を含め約20年、東京にこだわった取材を敢行。ニューオープンのスポットはもちろん、八丈島や高級ホテルのバックヤード、東京上空600mにも足を延ばし(?)取材した都内のスポットは1500以上。08年に独立し、現在はAll About東京ガイド、ラジオパーソナリティー、2足の草鞋で活動中。

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芸能プロダクション関連会社が手がけるミュージアム

昭和中期の建物をリノベーション。懐かしい雰囲気漂うミュージアムです

昭和中期の建物をリノベーション。懐かしい雰囲気漂うミュージアムです

浅草・浅草寺の東側『二天門』のすぐ隣に、新しい試みいっぱいのミュージアムが誕生しました。その名は『アミューズ ミュージアム』。サザンオールスターズや福山雅治といったアーティストが所属する芸能プロダクションのグループ会社が手がける浅草の新スポットです。

「もったいない」がテーマ

屋上の展望デッキからの夜景。浅草寺の隣というロケーションならではの風景が見られます

屋上の展望デッキからの夜景。浅草寺の隣というロケーションならではの風景が見られます(展望デッキは18:00まで)

参拝客や観光客が年間約3400万人も訪れるという浅草。空港からのアクセスも良く、東京を代表する観光スポットとして、外国人の姿も多く見られる街です。そんな浅草に登場したアミューズ ミュージアムの展示コンセプトは「もったいない」。ノーベル平和賞を受賞したケニア人、ワンガリ・マータイさんが世界に広めた言葉がキーワードになっているのです。

日本には、日本人だからこそ生み出せたグラフィック、プロダクト・デザイン、テキスタイルアートなどが数限りなく存在します。しかし日本人がその価値を忘れているものも沢山ある……そんなの「もったいない!」。忘れられそうな日本文化の“美”に光をあて、モノの価値を再確認し、新しい切り口で紹介していこうとスタートしたのがアミューズ ミュージアム。そのコンセプトはミュージアムの建物自体にも現われ、築43年のビルをリノベーションし、6階建てのビルをまるごとギャラリーとして再生させています。

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