隠し２ブロックで骨格補正カット(4ページ目)

隠し２ブロックですっきりなサイドライン

２ブロックといっても用途はさまざまです。それをどこの部分に使うかでスタイルやデザインが変わってきます。
１：短く刈り込んだ部分をあえて見せて、２ブロックのデザインを楽しむためのスタイル。
２：刈り込まず上下の長さに差をつけることで、かぶさってくる毛に遊びができて動きをだすスタイル。
３：シルエットやスタイルの邪魔になる部分の毛量を取り除き、骨格補正を目的としたもの。

この中で今回は３の骨格補正をを目的とした２ブロックスタイルを紹介します。男性に多く見られるもみ上げ、耳周り、えり足の部分的なクセ、生えクセなどが伸びてくるとスタイルの崩れる原因や野暮ったい印象になります。そこの部分を取り除くことでボリュームやクセがなくなり、タイトに収まりの良いアウトラインになります。すぐに伸びてくるもみ上げや、耳周りの髪も隠し、２ブロックにすることである程度伸びても上部の髪の毛がかぶさっているのでもちがよくなります。もみ上げや耳周りのクセやボリュームに悩んでいる方は一度試してみる価値はありますよ！

【ヘアスタイル情報】
■カット：えり足を短めにフロントを長めに残したショートレイヤーベース。前髪はアイライン、サイドは前下がりに、えり足はトレンドのショートネープで短めに設定
■カラー：５トーンのモノトーンブラウン
■パーマ：前髪は27mm、トップとミドルは20mm～17mmのロッドで、アウトラインはピンパーマでゆるめにかけます。前髪にクセがある方は前髪カールストレートをかけます。

【顔型・髪質】
■顔型：卵型、三角、ベース型
■髪質：ややクセ～直毛
■毛量：やや少なめ～多い
■硬さ：やや柔らかい～硬い

次のページは「シークレット２ブロック」を詳しくご紹介します。