ウルフカットとは?
トップを立てて襟足が長いウルフスタイルの代表的な例 |
2007年、人気ヘアスタイルの傾向は2006年から引き続き分け目をつけず、トップにボリュームがあるウルフ系のカットが流行。人気のアシメウルフ(左右非対称なカット)、ソフトモヒカン、ウルフレイヤーなど、これらのスタイルは2、3年前からある髪型で、その人気は変わらず不動です。今年もその流れは変わりませんが、2007年はスタイリングしやすくスタイルの持ちがよい機能的なウルフスタイルが求められています。
基本的にトップが短く、下にいくにつれて長くなるヘアスタイルをハイレイヤーと呼びますが、ウルフカットはハイレイヤーのジャンルに入ります。トップ部分をオオカミのたてがみのように立たせたハイレイヤーのヘアスタイルをウルフカットと呼んでいます。
もう少し分かりやすく言えば、トップを立てて耳周りや襟足を長めにしている髪型はすべてウルフカットです。とりあえずウルフカットにしておけば、今っぽいスタイルになってしまうと言っても過言ではありません。最近の雑誌やヘアカタログで見るとほとんどの髪型はウルフカットと言っていいくらいトップを立たせ(浮かせ)襟足が長めの髪型(ウルフカット)は、種類も豊富で、人気、認知度も高いスタイルです。
またウルフカットは、ライフスタイルや普段の服装などによってもいろいろあるウルフカットの中でフレキシブルに対応できます。例えば、普段スーツの人はショートナチュラルウルフで清潔感をキープしつつ、髪を立たせたり、寝かしたりするなど、スタイリングでバリエーションができるスタイルに。また、ちょっと個性的にしたい人は、襟足と前髪を長めのアシメ系のミディアムウルフで流行を意識した髪型に。
ウルフカットはとても種類があり、単純にウルフカットと言っても幅が広いので「どんな感じ?」と美容師さんに聞かれてしまいます。雑誌の切抜きなどを持って行き、「こんなウルフカットにして!」とオーダーするといいでしょう。
次のページでさまざまなウルフスタイルを紹介しましょう。