さまざまなトレンドの要素が詰まった一足...
もう一つのショップ ブランド、PEPITA D'ORO(ぺピータドロ)は、よりデコラティブで一目でインパクトを感じさせるような、ポップな感覚に溢れている。 たとえばこちらのパンプスは、アニマル ファー感覚のアッパー素材に、キラキラと光を撥ねるアクセサリー感覚の装飾が施され、トレンドの要素がいくつも入っている。
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リボンで結ぶ、鮮やかなミュール...
こちらのミュールはデザインでかなり遊んでいるタイプ。 くるぶしの部分でリボンを結ぶ感じ、履く人によってアレンジもさまざまに楽しめそうな一足。
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さて、お気付きのとおり、値段が1万~2万円台中心と、凝った本格的なつくりの靴のわりには、リーズナブルな価格設定となっている。
服を中心に展開するセレクトショップでは、シューズの型数は限られており、イタリア製の靴などは価格も5万円台という設定が普通だ。
一方で国産の靴を揃える専門店に入ると、種類も数も豊富に揃っており、値段も手頃だけれども、同じような形の流行物にデザインが集中していて、他のショップで買ってもあまり変わらないのでは、と思わせるところがある。
そういう意味で、日本人の足に合うシューズをセレクトショップ的なデザイン感覚で豊富に揃えているこちらのショップは貴重だし、まさに(あったらいいのに)が形になったようなショップ、と言えるだろう。
このショップ、Odette Odileでは、シューズの履き心地に関するケアを専門的にしてくれるスタッフがいて、ちょっとキツイようなところを部分的に器具で伸ばしたりしてくれるそうだ。
その辺も一般的なセレクトショップでは得られない、シューズ専門のセレクトショップならではのサービスと言えるかもしれない。
ショップの方の話では、スニーカーばかり履いていてヒールの靴が履けなくなっている女性も多い、との事。
ファッションの流れがエレガントに、ラグジュアリーに向かいつつあるこの秋、シューズのセレクトショップで新しいスタイルを作る一足と出会うことをおすすめしたい。
*Shop
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