消費するおしゃれではなく、永く楽しめるおしゃれにシフトし始めた女性たちの審美眼にも適う逸品たちを、ファッション業界の最大級の合同展示会「インターナショナル・ファッション・フェア」の会場で見つけてきました。
【CONTENTS】
●Page 1:無限の色を奏でるシルクのスカーフ
●Page 2:トップデザイナーのショーにも使われた継ぎ目のないニットブーツ
●Page 3:石垣島の自然がモチーフのジュエリー
無限の色を奏でるシルクのスカーフ
春らしい鮮やかなカラーのストールがブース内でひと際目を惹いていたのはCHIJILA。様々な質感のものがありますが、原料はすべてシルク。群馬県桐生市で、伝統産業である養蚕技術を活かし繭から生産しています。
通常は繭から糸をつむいでから、もしくはそれを織物にしてから染め上げますが、このブランドではなんと繭のまま染めてから糸を紡ぎます。そのため、糸をミックスすることで織物で表現できる色が無限に。手作業だから、こんな風にグラデーションも自在に作れます。この技術はこのブランド独自のもの、つまりこの絶妙な発色のストールもここでしか買えない、ということ!
このストールももちろんシルク製。ラメが入っていると肌あたりがチクチクしがちですが、こちらは銀で輝きを加えそれをシルクでコーティングしているので、肌あたりが優しく仕上がっています。筒状になっていて、くるっとひっくり返すだけでコサージュのようなアレンジができるのも高ポイント!
左は、純銀が入ったストールを、デニムスタイルに一巻き。ハイクオリティな素材のストールがあれば、カジュアルが簡単にランクアップ。もちろん右のようにワンピースに羽織って、パーティ仕様に使っても◎
次のページでは、トップデザイナーのコレクションでも使われたニットブーツをチェック!