流行ではなく、スタイルをつくったシャネル
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ココのアイデアは次々にヒット商品を生み出し、1913年に「マリン・スーツ」が誕生。21年には香水「シャネルNo.5」が生まれています。さらに、26年には「リトルブラックドレス」、28年に「ツイード・シャネルスーツ」が世に送り出されていきました。黒を喪服以外で使うのはルール違反とされた時代にココが作り出した「リトルブラックドレス」は今や永遠の淑女アイテムとなっています。
ココが生涯を通して愛したボーイ・カペルは不慮の交通事故で命を落としてしまいます。この映画の中では、ココはカペルの死を悼んで、自分のためにリトルブラックドレスをつくります。若き日のココは、若手女優のバルボラ・ボブローヴァが演じています。
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「シャネル」の洋服は、服飾界で初めて「スタイル」というものを意識した点で画期的でした。それが永遠の別格ブランドとして「シャネル」が今なお支持されている理由の1つでしょう。映画でココを演じる、マクレーンとボブローヴァ2人のために用意された衣装は70着にも及びます。歴史的な「シャネル」ファッションの再現はこの映画のもう1人の「主役」となっています。
" target="_blank">映画「ココ・シャネル」
8月8日(土)より、Bunkamuraル・シネマ、
TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館他にて全国ロードショー
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配給: ピックス
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