いつもトレンディで履き心地も抜群のシューズをデザインするシガーソン・モリソン。最近、登場したばかりのバックのコレクションもシューズ同様、ワーキング・ガールたちのデイタイムからナイトまで、さまざまなシーンを演出する多彩なラインナップです。ノリータのランドマークともいえるシューズのフラッグシップショップ、そしてオープンしたばかりのバックのショップからこの春夏の新作をデザイナーの横顔と共にお届けします。
シガーソン・モリソン。これはひとりのデザイナーの名前ではなく、ふたりの女性の名前をひとつにしたネームです。カリ・シガーソンはネブラスカ州の生まれ、そしてミランダ・モリソンはイギリスの生まれ。ふたりが出会ったのはNY、FIT(ファッション工科大)、「シンプルデザイン哲学」の講義でのことでした。デザインとは“シンプルでクリーン、そしてモダン”であるべき、というブランドのフィロソフィに通じる、彼女たちの出会いのエピソードといえるでしょう。
その後、1991年にふたりは小さなシューズビジネスをスタート、そしてまだ当時はブティックもほとんどなく、ファッションとは縁の薄かったノリータにショップをオープンしたのが95年。97年にはCFDA(アメリカファッション協議会)ペリーエリス賞のベストニューアクセサリー部門に輝きました。それでは、次のページではバックのコレクションをご紹介します。
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