建築が脳を刺激する?! 「ARCHITECT JAPAN 2009」と「ARCHITECT TOKYO 2009」
インターネットの爆発的な普及の契機となった1995年のwindows95の発売以降のWEB社会ともいえる環境下で、都市と建築はどのように変化していったのかを見ることができます。本展のためにポンピドゥー・センター、国立近代美術館副館長 フレデリック・ミゲルー氏が寄せたテキスト「日本的建築の来るべきアイデンティティ」をもとに、現代日本建築を、社会状況と建築表現の関係から読み解こうとする展覧会で、新たな建築家像を示す8組の建築家、アーティストの作品が集結。(隈研吾+NTTファシリティーズ、古谷誠章、ヨコミゾマコト、日建設計、MVRDV+竹中工務店、中央アーキ+樋口兼一、伊庭野大輔+藤井亮介、徳山知永)
また、本会場及び6つのコンテンポラリーアート・ギャラリー(小山登美夫ギャラリー、ギャラリー小柳、タカ・イシイギャラリー、TARO NASU、hiromiyoshii、青山|目黒)では、各ギャラリーが建築家による作品をテーマに企画した展覧会「ARCHITECT TOKYO 2009- 6つのギャラリーによる6つの建築展」を同時開催。
本展では、各ギャラリーが独自のコンセプトをもとに、重要な建築資料のひとつである建築模型やドローイングといった作品の展覧会を企画することによって、建築家の多様な表現の魅力を伝えると同時に、建築資料の保存のあり方を考える契機としました。
次のページでは、PRADA、NIKEなどのグラフィックデザインを手掛けるアーティスト集団「2×4」による展覧会をご紹介!