beautiful peopleデザイナーインタビュー1
―beautiful peopleのブランドコンセプトを教えてください。
デザイナー熊切氏「一見普通に見えるんだけど、こだわりが入っていて、みんなの趣味とかを超越したところにある普遍的なものを、いかに上手に遊び心を入れて作るかというのが根本にあります。今、それをキッズシリーズというサイズ感の小さいものという部分で表現しています。その中でも、今人気があるのがオーソドックスなアイテムです。そして、今回それらを集めたショップを作ってみようかということになりました」
―beautiful peopleの2009春夏コレクションのテーマは何ですか?
熊切氏「ショーでは上手に表現できていない部分もあるんですけど、クローゼットの中すべてを表しました。例えば、ショーの冒頭で子供がパジャマを着て、ガウンを着て登場してくるんですが、最後ショーの後半で、大人になってもまだガウンを着ているという雰囲気を出してみたりとか、その人のクローゼットの中すべてを表現しています。大事にしまってある服や、昔子供の頃着ていた服をまた着てみるとか、そういった部分を表しています。また、芝生を敷いたのも、芝生が喚起する感情っていう部分で、例えば自分の家の庭だったり、フィールドであったり、公園であったり、ロックフェスの会場であったり、色々なイメージが沸いてきていると思うんですけど、それ全部を見せちゃおうかなということで、ちょっとバラバラなコレクションには見えたかもしれないんですけど、すべてを表現しようかなと思って作ってみました」
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