エスニックモード
「08S/S シーズンのテーマは、ENGRAVER(イングレーバー)(心、身体等に)意匠を刻印する人。近未来的黄金の国の架空民族や、月と太陽が合わさった激しい印象をイメージしました。アフリカ、ポリネシアなどのトライバルタトゥーの精神とパターン等をリサーチし様々な文化をミックスさせた、ソマルタ的解釈のフルオリジナルトライバルをデザインしました」とデザイナーの廣川玉枝氏。
デザインの特徴として、黄金の月民族のトライバルタトゥーをイメージしたボディスーツ。カッティングは直線的なパターンを意識しています。その他、和装的な生地でつくる西洋的カッティングのジャケット、袴パンツ、トライバルプリントのスポーティーなジャケットコート、機械編みしたリバーシブルフリンジニットドレス、トライバル模様をジャカード編みしたドレスニット、西洋的生地でつくるフェミニンな東洋的カッティングのドレス、黄金の月意匠のパーツを編み込んだニットドレスシリーズ、そして黄金の花冠などが挙げられます。キーカラーは、黄金の曙をイメージする濃い色彩―赤、ゴールド、パープルとなっています。
次のページでは、オリエンタルムードが感じられるmatohuのコレクションを見ていきましょう。