ベルギー発アートエキシビジョン、東京上陸

ベルギーの愛、日本にやって来ました

洋服のバランスやディテールを吟味して追求した結果生まれるシンプルなデザイン。エレガントで上質なクリエーションに魅了されるファンが多いブランド、それがKNOTT GALERIE VIE（ノット・ギャルリー・ヴィー）。KNOTT GALERIE VIEとは、GALERIE VIE（ギャルリー・ヴィー）とデザイナー、ジャンポール・ノットとのコラボレーションライン。2006年に誕生して以来、周りに振り回されることなく自分らしいスタイルを大切にしたい人々から愛されています。

KNOTT GALERIE VIEのデザイナー、ジャンポール・ノットが持つブリュッセルのアトリエには、自然と多くのアーティストが訪れ、お互いのクリエーションを刺激し合っていると言います。（もちろん居心地の良さもあって集まってくるのでしょう）。そんなベルギーのアトリエで生まれた彼らのコラボレーションが、この度東京へやって来ました！

先日8月22日から9月3日まで、広尾にあるギャラリートゥモローランドをメイン会場として開催された、KNOTT GALERIE VIE 2007 WINTER COLLECTIONとアートを融合したエキシビジョン”LOVE the belgian way”。ジャンポール・ノットとベルギー出身アーティスト13人がコラボレーションして、様々なLOVEのカタチを表現しました。

今回は第1弾として、21日に開催されたプレエキシビジョンと来日アーティストを囲んでのパーティの模様をお届けします。ベルギー人の思考するLOVEを感じ取って！

【CONTENTS】
Page１：LOVEで溢れたギャラリー空間
Page２：静寂な中にも主張が伝わる、圧倒的な存在感を放つ服 KNOTT GALERIE VIE
Page３：PROFILE of JEAN-PAUL KNOTT ＋ 4RTISTS
ジャンポール・ノットと4人のアーティストについて／■JEAN-PAUL KNOTT
Page４：PROFILE of JEAN-PAUL KNOTT ＋ 4RTISTS
ジャンポール・ノットと4人のアーティストについて／■IGOR BROSSMAN
■DOROTHEE MAROT
Page５：PROFILE of JEAN-PAUL KNOTT ＋ 4RTISTS
ジャンポール・ノットと4人のアーティストについて■COEZ CATHY
■Marie Warnant

LOVEで溢れたギャラリー空間

プレエキシビジョンとパーティは、全6会場で行われた”LOVE the belgian way”のエキシビジョン会場の中でも、メインであるギャラリートゥモローランドにて開催されました。

まずギャラリーに到着して目に飛び込んできたのが、真っ白い壁にペイントされた赤と黒のハートや水玉模様。その可愛らしいペイントの壁の横にあるエントランスから中に入っていくと、広がるクリーンでシンプルな空間。スクリーンに映し出された映像とKNOTT GALERIE VIEの洋服が、見事に融合してアートな世界を確立。

階段を上がると、壁の両サイドに家庭用品をモチーフとした写真作品が飾ってあり、思わず凝視。これらはパリのアートスクールで5年間学んだ後、画家になる夢を抱いたアーティスト、DOROTHEE MAROTの作品。空間全体と作品とのマッチングが絶妙。

デザイナー、ジャンポール・ノットとベルギー出身アーティストとのLOVEをテーマとしたコラボレーション作品の数々。ポップな要素も時折垣間見えるのですが、全体的な印象としてはミニマムな中に、成熟したエレガンスが感じられました。


次のページでは、KNOTT GALERIE VIEの洋服のエキシビジョンに、さらにフォーカスしてお伝えします。