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米カリスマデザイナー チャーリーのすべて(3ページ目)

NY出身カリスマデザイナー チャーリー・ラプソンが日本最大365日24時間生放送のショッピング専門チャンネル「ショップチャンネル」にてデビュー! インタビューでの彼の素顔および日本初上陸コレクションをご紹介!

遠藤 友香

執筆者:遠藤 友香

レディースファッションガイド


カリスマデザイナー チャーリー・ラプソンが語る、デザイン、そして人生


Charlie Lapson
米カリスマデザイナー チャーリー・ラプソンの作品には、彼自身、絵画や彫刻を専攻していた背景からか、どこか芸術的な面を垣間見ることができます。彼のデザインにおけるインスピレーションの源は? 今後の展望は? チャーリー・ラプソンの想い、考えを紐解きます。  

―デザイナーを志したきっかけを教えてください。
元々僕はアーティストで、言わば自然発生的にデザイナーへの希望が生まれたんだ。学生の頃アートを学んでいて、そしてNYで生まれ育った僕は、ファッション業界が身近にあって、常にファッションから刺激を受けていたんだ。だから、どうしてもペインティングアートとファッションを融合させたかった。そしたら、ある日突然ビジネスが大きく発展してしまったっていう感じなんだよ。ファッションが僕を見つけてくれたんだ。だけど、ファッション=パッション(情熱)っていう気持ちはずっと変わらない。

―デザインのインスピレーションはどこから得ていますか?
幸運にも、今僕は世界中を旅行できる立場にある。だから、世界各国から色々なことを吸収しているよ。例えば、イタリア、スペイン、イギリス、日本、中国、NY、マイアミ、LAからインスピレーションを得たものが、総合されてアイデアとして形作られているんだ。デザインは自己表現のひとつだと思っているよ。僕のコレクションを通して、アートを身に着けているような気分になってもらえたら最高だな!

―ファッションのクリエイションに関して、どのように学んだのですか?
ハンドバッグメイキングやシューズメイキングは、グッチ、プラダ、フルラ、フェラガモのクリエイトを担当する方々から教えてもらったよ。すごく勉強になったし、今の僕があるのは彼らのおかげだよ。

―世界中のセレブたちから愛されていることを、ご自身でどう感じていますか?
僕はラッキーだよ! 他の何千とあるブランドの中から「チャーリー・ラプソン」を、それも僕ということで選んでくれたんだから。彼ら、彼女らとは友人でもあるから、スタイリングを通して彼らを助けてあげたいっていう気持ちなんだ。 

―この度、アメリカ各地やメキシコ、南米、イギリス、イタリア、南アフリカに続き、日本においてコレクション展開が決まった経緯について教えてください。
アメリカのTVで、僕はすでにイギリスのTV通販番組を行っているんだ。今回日本に招かれたのは、ショップチャンネルのスタッフが「チャーリー・ラプソン」を気に入ってくれたから。チャンスを与えられたんだ。

―東京の印象を教えてください。
東京大好きだよ! ショッピングは楽しいし、食べ物は美味しいし、散歩も楽しいし、街も綺麗だし、地下鉄も面白いし、すごくいいよ。新しい街を探検するのが大好きなんだ! 言葉は通じないけど、でも言葉は関係ない。美しいものに心を打たれるのはユニバーサル(普遍的)なことだから。

―東京のファッションをどう思いますか?
すごいハイ・ファッションだよ! カジュアルなものを着てても、それでもお洒落だよね。みんなトレンドを意識していて、小物やジュエリーやヘアスタイルにまで気を配ってて。世界中そうだったら、みんな美人の国になるのに!

―NYのファッションと比較すると?
僕はNY出身だから言えるけど、ニューヨーカーは、デイタイムやイヴニングはスーパーファッショナブルな人も、もちろんいるよ。だけど、他の人がいないところでは手を抜くね(笑)。日本人は1人でいるときも、200人の前にいるときも、いつもネイルから、マスカラから、シューズから、細かいところにまで気を使っている印象があるよ。NYと比べたら、日本の方が素敵だね。文化の違いなのかな。日本人の方が洗練されているよ。

―あなたのパワーの源は?
チョコレート! 毎日食べてるよ。特にゴディバのチョコは、パワーの源ナンバーワン! あとは、毎日を楽しむこと。友達を作ったりしてね。旅行したり、仕事ばかりの日々だから、自分自身をしっかりケアすることが大切なんだ。時間があるときは、友達とディナーして楽しんでるよ。だけど、仕事とプライベートを切り替えできないから、ミックスしてる。大変だけど、仕事が大好きなんだ。仕事は重要だよ。いい仕事をしているっていう自信が、強さに繋がっていると思う。

―今後10年間の展開として、何か考えていることは?
ジャンニ・ヴェルサーチも達成したことなんだけど、ビジネスをもっと国際的に展開していきたいね。彼は素朴で優秀。しかも同時にカリスマ性を持っている。そして、カルバン・クラインも、ジョルジオ・アルマーニも、ファッションだけじゃなくて、ホームコレクションとかコスメとか、幅広くトータルにビジネス展開を行っているしね。僕もそういう方向性を考えているんだ。今もコレクションは持っているんだけど、もっと発展させていきたいと思ってる。

―あなたが、今一番欲しいものは?
仕事、そして人生を楽しむ気持ちかな。あとは、人々を幸せにしたい。金銭的な成功ももちろん大事だけど、それよりも人からの尊敬とか価値が付けられないものの方が欲しい。

―今、注目している人はいますか?
ハリウッドのレッドカーペット―オスカー賞、エミー賞、グラミー賞などで、たくさんの有名なスターたちと仕事をしてきたから、みんなのことを注目しているよ。ジェニファー・アニストンとか、ジョージ・クルーニーとか、ジェシカ・シンプソンとか、ジェシカ・アルバとか、ブルック・シールズとか、いっぱいいるね。今後注目して欲しいのは、アメリカで大ブレイクした「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」に出演しているキャストだね。

―あなたの中で好きな言葉はありますか?
"To make people happy"(みんなを幸せにすること)
ファッションももちろん重要だけど、僕はチャリティ活動にも積極的に参加しているよ。募金を集めるために、僕の商品を提供したり。チルドレン・ケア、ヘルス・ケア、教育保護など、過去に40件以上もチャリティ活動に参加したんだよ。家族もチャリティ活動に積極的で、フロリダのパーム・ビーチで開催されたドナルド・トランプ主催のビッグ・チャリティ・イベントにも参加したんだ。今年10月にイギリスで開催予定の癌のチャリティ・イベントにも向かう予定だよ。

―最後に、日本のファンにメッセージを。
ありがとう! 感謝の気持ちでいっぱいだよ。日本の方々に、僕のデザインを認めてもらえたことがすごく嬉しいよ。


次のページでは、7月4日、5日「ショップチャンネル」にて放送予定の「チャーリー・ラプソン」コレクションをご紹介します。
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