ドレス選びに定評のあるアマンダ・セイフライド。清純派路線を脱却し、オリジナリティを見せたいところ。 |
シルエットの美しいロングドレスにデザインされたビッグリボンが、このドレスの最大のポイント。一見、誰かのプレゼントにでもなりに行くのかと思うほど大きなリボンが主張しまくってますが、全体のデザイン性の高さも相まって、それほど違和感は感じません。ただ、リボンの長さやドレスのドレープ感がたっぷりすぎて、アマンダには少し重たい感じです。デコルテに大振りなアクセを効かせてゴージャスに。セレブは、やはりヴィンテージがお似合い。
難易度の高いドレスにチャレンジするのが信条のハイディ・クルム。賛否両論のレッドドレスは、吉とでるか、凶とでるか…! |
子宝にも恵まれ、公私ともに幸せいっぱいのハイディ。さすがスーパーモデル、どんなデザインのドレスもバッチリ着こなすのはプロならでは。斬新なカッティングが施された近未来風(敢えて言うならSFっぽい)ドレスは、彼女でないと到底着こなせないこと間違いナシの超個性派。レッドカーペットでのポージングもキマって、向かうところ敵ナシの風格。
フラワーモチーフが印象的なレッドドレス。クールビューティーのルーシー・リューには、キュートシルエットがお似合い。 |
デザイン性の高いアイテムが続きましたが、こちらは同じ個性派でもフェミニン仕様。ふんわりまあるいコクーンシルエットに、フラワーモチーフが配されたデザインに、乙女ゴコロがくすぐられまくり!ハイヒール、クラッチバックなどの小物をブラックで統一したことで、ドレスの美しい色がより一層引き立てられています。すっきりアップにしたヘアもGOOD!
誰がウィナー!?レッドドレス対決、ベストワンは、文句ナシでルーシー・リューに決定!大人の女性でもこんなに可愛くバルーンドレスが着こなせるんだというお手本のようなスタイリングに、ココロがときめきました!残念なのは、ハイディ・クラム。飾らずとも輝くばかりの彼女の本来の美しさが、ドレスの強烈な個性で薄らいでしまったような気がします。レッドドレスは、女性の強さやセクシーさを演出してくれる最強のアイテム。ドレスとの共演で、自分の美しさがよりグレードアップするようなスタイリングが要です。ルーシーのように、小物はドレスを引き立ててくれる色やデザインをチョイスし、アクセサリーの一部でもあるヘアも、全体のバランスを見て一番ドレスが美しく見えるスタイルにすること。ただ漠然と全体的な大胆さだけでアピールするのではなく、ディテールにこだわってこそ「大人のエレガント」が醸し出されるのです。美しさは細部に表れるってことですね。
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