フューシャピンク対決!ルーシー・リュー VS サンドラ・ウー。
めったに選ばないフューシャピンクドレスで勝負のルーシー・リューだが…。(C)2009 Film Independent |
ハリウッド界でのアジアン・ビューティー代表、ルーシー・リュー。この日は胸元から大胆に弛たうドレープが美しいベアドレスを着用。さすが売れっ子女優!の貫禄で堂々と着こなしています……が、小物使いにちょっとした疑問が。白いリボン付きのクリアな太ベルトの下に、ドレスのドレープの弛みが丸見えでちょっとルーズな感じ。ていうか、透け透けのクリアベルトで、果たしてウエストマークの意味を成しているのかどうか?片手に持ったクラッチバックもドレスに合わせてピンクを選んでいますが、ドレスとのコントラストがこれまた微妙。今回のルーシーは、小物使いがポップ過ぎたかもしれませんね。光沢のあるサテンドレスは、アジア人にはなかなか難しい選択なのかも。
小悪魔風ピンクがよく似合うサンドラ・オー。(C)2009 Film Independent |
「おいしいオトコの作り方」やドラマ「グレイズ・アナトミー」でも個性派の役どころを堂々と演じ、過去にはエミー賞やゴールデングローブ賞で助演女優賞を冠している人気女優、サンドラ・オーも同じく濃い目のピンクをチョイス。右手首にさらりと巻いた華奢なアクセ、バックスタイルにデザイン性のあるエナメルのハイヒールなど、コリアンカナディアンである彼女の黒髪に合わせたシンプルなアクセ使いが、キュートなドレスの魅力を一層際立たせています。ドレスを主役にした絶妙なスタイリングのお陰もあってか、彼女のようにあかぬけない……いや、失礼、あどけない見た目も一気にキュートな小悪魔ちゃんに見えてくるから不思議?
フューシャピンクのドレスは、ルーシーのようにサテン素材を選ぶと特に難しいですね。光沢のあるドレスはシックなデザインで勝負して、小物は控えめにしたほうが、かえってゴージャスに見えます。フューシャピンクは、その発色だけで女っぽい主張が際立つため、あえてセクシー過ぎず、どちらかというと可愛い系のデザインを選んだほうが吉。その点、サンドラのドレスは二重丸でした!お洒落には冒険が必要。みなさんも、ボールドボーダーとフューシャピンクにチャレンジしてみてくださいね。
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