「Sticky and Sweet」ツアーでは、SM風のセクシー衣装が多いマドンナ。リカルド・ティッシュによるジバンシィオートクチュール。/Kevin Mazur for Givenchy. |
マドンナは、2008年4月30日の『Hard Candy』リリース後、8月から、「Sticky and Sweet」ツアーと題して、ヨーロッパ各国を廻り、12月にアメリカ主要都市での公演を終えたところ。ショースタッフは250人以上、すべてアリーナクラスの大掛かりなワールドツアーで、すべて超満員といった大盛況でした。日本での公演も待ち遠しいところです。
この衣装は、ジバンシィのデザイナーであるリカルド・ティッシがマドンナのためにデザインしたもの。ジェトビーズがついたシルクオーガンザにブラックプリーツを施したブラックストレッチサテンのフロックコートです。
マドンナのワールドツアーには、沢山のハイファッションブランドがステージ衣装を提供しています。こちらは、ジバンシィオートクチュール。女性ダンサーは、シルクジャージィのストレッチサテンブラウスを着用。男性ダンサーは、ブラックシルクのストレッチパンツを着用。/Kevin Mazur for Givenchy. |
50歳という年齢を全く感じさせないセクシーさと美貌。そして、パワフルでクリエイティブな生き方は、世の女性の憧れでもあります。マドンナの「Sticy and Sweet」ツアーには、ジバンシィ、ステラ・マッカートニー、モスキーノ、イヴ・サンローラン、ロベルト・カバリ、ジェレミー・スコットなどが、それぞれステージ衣装を提供しています。バンドメンバーやダンサーたちには、トム・フォードから提供があった模様。
カラフルロック&セクシー!ジバンシィが提供したマドンナのステージ衣装。/Kevin Mazur for Givenchy. |
ライヴは4部構成で、マドンナの衣装変えは8回。中でも、ブラックブーツ&ブラックコルセットのSM風ファッションは、セクシーなダンスシーンと見事にマッチしており大好評でした。女性ウケが良かったのは、リカルド・ティッシュがマドンナのワールドツアーのためにデザインしたブラックシフォンのミニドレス。リボンやメタルチェーンが施されており、セクシーでありながらキュートなエッセンスがたっぷりです。フューシャピンクをメインに、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルーなどレインボーカラーを配した衣装は、「クイーンオブポップ」の名にふさわしい1枚でした。
年齢不詳の美しさを誇るマドンナにあやかって、2009年も、エイジレスに、パワフルに!セレブファッションを楽しんでくださいネ!
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【取材協力】
Givenchy
http://www.givenchy.fr/