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その3どなたに紹介してもらうと良いですか? 税理士を探す法と選び方3(2ページ目)

実際に相続専門の税理士を探す方法を説明してます。さらにご自分に合う方かどうかのチェックする方法をご説明いたします。

執筆者:天野 隆

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Q.気楽に付き合うというのはどういう付き合いを言うのですか?

A.事務所によっては、相続に関するセミナーを開いたり、相続を簡単に説明した小冊子を作成したり、相談会を行ったりしているところもあります。そういった催しに参加されてみると、相手の対応や顔を見ることができます。小冊子を入手してご自分に合うかどうか判断されるのもよいのではないでしょうか。さらにホームページを見て、相談コーナーを利用するのも一つの方法です。

Q.わかりました。それでは相続に慣れているかどうか見分けるにはどうすればよいのでしょうか?

A.例えば、その先生が相続に関する本をお書きになっていたり、相続税のパンフレットがあったり、小冊子・カセットテープを作成しているというのも目安の1つになると思います。また、全国の税理士1人当たりの相続税の申告件数の平均が0.8件ですから、何かの機会に相続税の申告件数をその税理士にお聞きになられて、10件以上であれば慣れていらっしゃるとお考えになってよろしいかと思います。

Q.相続の専門の税理士にはいつ頼めばよいのでしょうか?

A.相続が発生してからでも遅くはありません。ただ、あわてないためには、日頃から気楽にお付き合いされることをお勧め致します。

3回にわたって、相続専門の税理士の探し方と選び方をお話して参りました。少しはお役に立てたでしょうか?現在お付き合いのある先生との関係は保ちつつ、相続専門の税理士とのお付き合いをしていくのはとてもデリケートな問題ですが、3回のシリーズをご参考にして頂ければ幸いです。
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