不動産の評価を左右するもの
不動産とは、文字通り“不動の資産”である。それゆえ条件の似通ったものはあっても、全く同じ不動産というのは一つとしてあり得ない。だからこそ不動産は、その立地条件によって資産としての評価が大きく異なるものになる。
確かに住まいであるマンションも不動産であるがゆえに、立地条件の良し悪し、あるいは好き嫌いによって、その評価が大きく分かれる例は枚挙にいとまがない。中には「マンションの資産価値はほとんど立地条件で決まる」と言い切る専門家もいるほどである。
というわけでまずはじめに、「アトラスタワー六本木」の誕生するロケーションについて見ていきたい。
「東京ミッドタウン」「六本木ヒルズ」東京都心の今がここにある 現地上空周辺より南東方面をのぞむ(平成20年5月撮影)この写真はCG処理を加えたもので実際とは異なります |
東京ミッドタウン(現地より約100m) |
その中心街として世界的に非常に有名な六本木。
そして、今やその六本木の華やかさや先進性の代表と言っても過言ではない2大スポットが、「東京ミッドタウン」と「六本木ヒルズ」である。
「アトラスタワー六本木」からは、それぞれ歩いてわずか2分(約100m)と7分(約490m)という距離。このある意味象徴的な立地条件は、東京都心の地理に疎くても十分にイメージすることが可能だろう。
その一方で、目の前にはあざやかな曲線が特徴的な「国立新美術館」(約60m)があり、その奥には「青山霊園」(約600m)の緑が広がっているからだろうか、繁華街としての六本木を感じさせない落ち着いた、心安らぐ雰囲気にも包まれている。
六本木に誕生するタワーマンション
そんなロケーションを持つ「アトラスタワー六本木」だが、注目される要素がもうひとつある。六本木周辺の都心部は高級賃貸と言われる高額な賃料の賃貸マンションが多いことで有名。頻繁に著名人の住まいとして登場する「六本木ヒルズ」や「東京ミッドタウン」の住居棟であるタワーマンションなどはその代表格で、基本的に地権者住戸以外は賃貸である。
その一方で「アトラスタワー六本木」は、「六本木」というアドレスを持ち、「六本木」を最寄駅とする新築の分譲タワーマンション。そんな物件が、賃貸に飽き足らず所有することを希望する層の注目を集める存在になるとしても、決して不思議なことではないであろう。
実際これまでにモデルルームを訪れた購入検討者も、「六本木駅」徒歩3分(駅まで地下通路でつながる入口までは徒歩1分)や、六本木の主要スポットに近接していること、という極めて明快な立地のポイントを最も評価しているという。近くの「六本木」に出かけるというのではなく、「六本木」を“普段使い”にして、余すところなく満喫したいという意向のあらわれなのだと思う。
直線的なラインが洗練された上質感を生む 「外観完成予想CG」設計図を基に作成したもので、形状・色等は実際とは異なります |
次のページは、“こだわり”が生きる住まいとしての価値について