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衛兵交代はココで! ウィンザー徹底ガイド(3ページ目)

ロンドンから電車で1時間、ウィンザー城をのぞむ美しい城下町。ロンドンから気軽に行ける衛兵交代見物の穴場、ウィンザーの徹底ガイドです!

朝霧 まや

執筆者:朝霧 まや

イギリスガイド

お城だけじゃない! 見所もりだくさんのウィンザー

城からみたイートン
ウィンザー城のテラスから見たイートン。美しい景色です
ウィンザーの見どころは、お城だけではありません! 11世紀から城下町として栄え、現在も環境がよく富裕層の居住地となっているので、美しい町並みやセンスのいいショップなどもたくさん。散策するだけでも楽しい街です。

ウィンザー城を出て右手にまっすぐ歩き、ショッピング・ストリートを抜けるとテムズ川に出ます。ウィンザー&イートン橋(Windsor and Eton Bridge)を渡ると、イートン・ハイ・ストリート(Eton High Street)に出ます。このハイ・ストリートには、アンティーク専門店や古本屋、趣あるパブなどが並びます。しばらく歩くと、右手に古めかしい建物、コックピット・イン(Cockpit Inn)が見えます。現在はインド料理店になっていますが、これは1420年に建てられた旅籠。低~い軒と傾き加減に歴史を感じます。

ショップをのぞきつつ10分ほど歩くと、15世紀創立のイートン校(Eaton College)が見えます。ご存知ウィリアム、ハリー両王子も通った名門校ですね。年間の学費が約2万5000ポンド(=約540万円)というイートン校。13歳から18歳まで、良家の子息約1200人が学んでいます。燕尾服にピンストライプのパンツという、エレガントな制服は19世紀から変わらず。3月末から10月はじめには、在校生によるガイド・ツアーもあります。ツアーは14:15と15:15の2回のみですが、在校生ならではのエピソードも聞けるツアーは、参加してみる価値アリですよ。
【参考記事】全寮制でスーパーエリートを養成する 英国の名門校でセレブに遭遇?! (旧ガイド記事・2005年)

ウィンザーとイートンの間に流れるテムズ川沿いのお散歩も、気持ちいいですよ。女王陛下のお膝元だけあって、川には白鳥がたくさん! この白鳥については、ちょっと興味深いエピソードがあるのですが……それは近々「ガイド日記」のほうでご紹介しましょう。


セレブ御用達の結婚式場?! ウィンザー・ギルドホール

ギルドホール
ここで挙式すれば、セレブ気分?!
ウィンザー城からカッスル・ヒルを下って左に曲がると見えてくるのが、ギルドホール(Guildhall)。ウィンザーのギルドホールといえば、2005年4月、チャールズ皇太子とカミラ夫人との結婚式場として、世界的に有名になりましたね。続いて同年12月には、歌手のエルトン・ジョンさんとパートナーのデイヴィッド・ファーニッシュさんが挙式。そのせいで、何となくセレブなイメージがついてしまったようですが、一般の人でも使える、素敵な結婚式場です。

イギリスの名高い建築家、クリストファー・レンの手によって17世紀後半に完成したもので、歴史的建築物としても一見の価値があるエレガントな建物です。内部はバンク・ホリデーを除く毎週月曜に無料で公開されています。ウィンザー城からは徒歩3分程度と近いので、タイミングが合えば、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

■ウィンザー・ギルドホール
High Street, Windsor SL4 1LR
見学は毎週月曜、10:00~14:00、無料

>>次のページでは、ウィンザーでオススメのお茶どころと、ウィンザー城にタダで入れるお得情報を!
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