タダで楽しむロンドン、裏技大公開！(2ページ目)

初級編（その１）：美術館、博物館を制覇する！

ロンドンといえば、大英博物館。入館は無料です！

ロンドンの素晴らしいところといえば、まずは「ほとんどのメジャーな博物館や美術館の入館料が無料」ということが挙げられます。大英博物館、ナショナル・ギャラリー、テイト・モダン、ヴィクトリア＆アルバート博物館などなど、ロンドンを代表するほとんどの博物館や美術館の常設展は無料！なのです。

無料の常設展なんて、貧弱なのでは？なんて心配は無用です。大英博物館なら、駆け足で見ても1時間、ゆっくり見るなら３時間は必要なほど。ナショナル・ギャラリーやテイトもしかり、です。そしてさらに嬉しいのは、ナショナル・ギャラリーやテイト、ヴィクトリア＆アルバートなど、広くて迷ってしまいそうなところには、無料の館内ツアー（英語）まであるのです。

入館無料の上に、いたれりつくせり。「イギリスって、太っ腹だわ」と、訪れる度にちょっと感動します。もし、少しでも感動したら、帰りぎわにエントランスに置いてある募金箱に気持ちの寄付を入れてみてもいいですね。

■入場料無料のおもな博物館・美術館のリスト

初級編（その２）：無料パフォーマンスを楽しむ

セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会の完成予想図。10月のリニューアル・オープンが楽しみですね！

キリスト教の教会は、石造りで天井が高く、音響効果が素晴らしいので、コンサート会場としてもよく使われます。夕方のコンサートは有料の場合が多いのですが、ランチタイムには無料のコンサートを開いている教会がたくさんあります。神聖な雰囲気の中で聞くクラシック音楽は、癒し効果抜群ですよ。

中でも有名なのが、トラファルガー広場の北東に位置するセント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会です。でも、残念ながら現在は改装中で閉鎖されています。リニューアル・オープンは2007年10月の予定です。楽しみですね！

また、映画「ダ・ヴィンチ・コード」で有名なテンプル教会でも、毎週水曜日の13：15～13：45にパイプオルガンのコンサートを無料で行っています。

地面にイタリア名画を再現していた女性アーティスト。通りがかりの人たちが、みな足を止めて見入っていました

週末なら、いまロンドンでも注目のサウス・バンクに出かけてみるのもおススメです。たくさんのストリート・パフォーマーが腕を競い合っています。もしかしたら、未来の大物アーティストを発掘できるかも?! もちろん、見物するのはタダですが、気に入ったパフォーマーにはチップを。

■セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会(St. Martin-in-the-Fields Church)
Trafalgar Squre, London （2007年10月まで改装中）

■テンプル教会(The Temple Church)
Temple, London EC4Y 7BB

■サウス・バンク(Southbank)
地下鉄エンバンクメント駅（Embankment）からテムズ川を渡ったあたりの一帯

＞＞さて、次のページは中級編です。ちょっとだけ、英語力が必要かもしれませんが、まったく話せなくてもナントカ大丈夫。知る人ぞ知る、映画で見た「あの場所」へもご案内！